強引取材が警察沙汰に! 『ミヤネ屋』に各方面からクレーム殺到
「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹氏と、ハイパーメディアクリエイター・高城剛氏が『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に対して猛烈批判を展開している。
『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)などに出演し、オネエキャラでブレークした尾木氏。「教育評論家」というお堅い肩書と対照的な、温和な人柄や親近感のわくキャラクターで今やテレビで引っ張りだこの存在。その尾木氏が激怒してしまったのは、次の内容だ。
尾木氏は5月19日付の自身のブログを「ひどい!ミヤネヤ」とのタイトルで更新。冒頭から「今日のミヤネヤ あまりに 意図的! 視聴者の判断を歪めました 正式に抗議します」と怒りをあらわにした。
同番組は、橋下徹大阪府知事が入学式や卒業式での国歌斉唱時に起立しない教職員について「絶対辞めさせる」などと述べた問題を取り上げた。その中で「尾木直樹が橋下政策に物申す」とテロップを表示した上で「有無を言わさず、従わない者は処分しようというのは、時代錯誤だと思う」という、尾木氏が電話で対応したコメントが流された。
この件に対し、尾木氏は自分の話したコメントが意図的に編集されたと主張。「オンエア部分は アナウンサー? のこだわりに過ぎません。 電話コメント いいことに 編集権の濫用は迷惑 視聴者に誤解与えかねません」と、番組に抗議を申し立てることを報告した。
翌日20日のブログでは「正式謝罪ありました!」と同番組担当責任者から謝罪があったことを報告しているものの、一般視聴者が同番組に対して不信感を募らせるには十分な内容だった。
さらに女優・沢尻エリカとの離婚問題がいまだ決着しない高城剛氏は、なんと同番組に対し警察に被害届を提出していた。5月16日付のブログで、自身が友人と営んでいる沖縄県・西表島の風力発電施設に、高城氏が不在と承知の上で同番組が突然取材に訪れたと明かしている。事前の取材許可はなかったため、施設のスタッフが取材を丁重に断ったという。
しかし番組取材班が「島中で取材と称して僕の名前を勝手に出して知らない島人に突撃取材をして住民に迷惑をかけた」として警察に届けを出したと、施設のスタッフから報告を受けたという。同番組は昨年、高城氏が沢尻との離婚騒動で渦中の時、滞在先のスペインで接触していた。
「『ミヤネ屋』の取材は前々から評判が悪いです。もともとイケイケな取材態勢だったのもそうですが、宮根がブレークするにつれて『ウチはバックが違うから』とさらに強引になっています。高城氏との一連の追い掛けっこも、自分たちの存在感をアピールしたいように見えました」(他局ワイドショー関係者)
宮根誠司アナのバックに”芸能界のドン”が付き、放送が関西ローカルから全国に拡大するにつれテレビ業界へも大きな影響力を及ぼしている同番組。話題性の高いネタを扱うことで、お茶の間の関心を集め続けてきているが、豪腕な取材姿勢と番組内容にはもう少し謙虚になってほしいものだ。
ホントホント!
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