離婚報道後にも電話? シュワちゃんの愛人を名乗る女性が登場
今月10日に離婚に向けての手続きを開始したことを発表した元カリフォルニア州知事アーノルド・シュワルツェネッガー。ケネディ元大統領の姪である妻マリア・シュライヴァーとは25年間連れ添い、4人の子どもをもうけるなど、おしどり夫婦として知られていたため、突然の破局は全米に大きな衝撃を与えた。発表直後から、その離婚原因をめぐってさまざまな憶測が飛び交っているが、そんな中、10年ほど前にウワサになったアーノルドの元愛人がメディアに登場。アーノルド当人は否定しているが、アーノルドの女性問題が離別の一因になったのは間違いなさそうだ。
英「Daily Mail」紙の取材に応じたのは、「アーノルドの愛人だった」と名乗る元女優、現不動産仲買業者のジジ・ゴエット。彼女がアーノルドに出会ったのは1975年で、当時ジジはテレビドラマ『大草原の小さな家』に出演していた16歳の子役だった。2人は出会ったその年にセックスをしたが、1度きりで交際には至らず、連絡を取り合うこともなかったという。しかし89年に、アーノルドは再びジジにアプローチをかけ、2人は逢瀬を重ねるようになったとのこと。マリアと結婚して、たった3年後のことである。アーノルドとジジは頻繁に会っていたそうで、その関係は2001年にウワサになっている。
ジジは、不倫関係がいつまで続いたのかは明言を避けているが、アーノルドが政界に進出することがきっかけで、一旦終止符が打たれたようだ。米「ロサンゼルス・タイムズ」紙は、05年に掲載した記事で「アーノルドがカリフォルニア州知事選挙に出馬すると発表した2日後の03年8月に、ジジに対して、『アーノルドとの関係を口外しない』口止め料として2万ドル(約160万円)を支払った」と伝えており、出馬に備えて身辺整理をしたと思われるからである。
ちなみに、03年のカリフォルニア州知事選挙活動中、アーノルドは別の女性たちとのスキャンダルに苦しめられている。6人の女性から「映画の撮影所やスタジオの事務所などで、身体をまさぐられるなどのセクハラ行為を受けた」と暴露されてしまったのだ。「胸をわしづかみにされた」女性が3人、「スカートの中に手を入れ、お尻を触られた」女性が1人、「ホテルのエレベーターの中で水着を脱がされそうになった」女性が1人、「無理矢理アーノルドの膝の上に座らされ、いやらしいことを言われた」女性が1人で、かなり具体的な話も出たのだが、アーノルドの選挙事務所は「事実無根。共和党への卑劣な攻撃だ」と主張し続けた。なお、当選してからは、この女性たちとのスキャンダルはうやむやになり、話題に上ることもなくなった。
アーノルドは愛人の存在を一切否定しているが、ジジは「私は大勢の中の一人にしかすぎないわ。愛人と呼べる女性は少なくとも13人はいるでしょう」とコメント。アーノルドからは、離婚をすると発表した後にも電話をもらったそうで、「『最近、どうしてる?』って優しい口調で聞いてくれて。とても楽しい会話ができたわ。昔のようだった」と明かしている。
また、ジジは「私が離婚の原因になったとは思えないわ」「マリアはケネディー家の人間だからね。夫が愛人をつくっているという事実を、一切無視しようと決めたのだと思う」と説明。しかし、一部メディアは、女性問題が離婚の一因であるとの見解を示している。
米「TMZ」は、マリアが長い間「アーノルドからないがしろにされている」と感じ、不幸せだったと報道。09年に離婚を申請しようと思ったものの、母親に考え直すようにと止められたそうだ。マリアは、今年1月にも離婚を申請しかけたそうだが、父親が他界したためチャンスを逃してしまったとのこと。「彼と一緒の家に住むこと自体、不可能」だとし、数カ月前から夫婦は別居生活を送っていたとも伝えられている。
マリアは、米三大ネットワークの一つ、NBCの花形アナウンサーだった経歴を持つ女性。離婚成立後に古巣NBCのトーク番組で、結婚生活や離婚原因を語ってくれるのでは、と期待が寄せられている。
大昔にマリファナを吸っていたということが問題になった際、「私は、過ちを犯したことはある。そのときは面白いと思っていたけれど、大きな間違いであった」と発言し、素直に懺悔した姿が評価されたアーノルド。「マリアとは、今も電話で話しているし、これからも協力し合って子育てをする」と円満離婚を強調しているが、真相が明らかになる日は来るのだろうか。
慰謝料とっちゃえ!
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