地震の描写は? ジャニーズJr.「Mis Snow Man」主演映画が公開日決定
東日本大震災の影響により上映が延期となっていた、Mis Snow Man主演映画『HOT SNOW』が7月9日よりT・ジョイ大泉にて1週間限定で上映されることが分かった。同じくT・ジョイ京都での上映も発表され(日程は未定)、待ちわびていたファンを喜ばせている。
既報の通り同作は、Jr.内で人気を集める8人組ユニットMis Snow Manの銀幕デビュー作。3月26日より、T・ジョイ大泉、T・ジョイ京都での上映&舞台挨拶が予定されていたが、東日本大震災の発生後、「映像の描写もしくは内容的に現在日本がおかれている状況に相応しくない」と判断され、上映が見合わせられていた。
「この映画はダンスが好きな4人が25年前にタイムスリップし、そこで出会った過去に暮らす4人とダンスを通じて友情を育む青春ストーリー。一見、何も問題ないように思えますが、そのタイムスリップのきっかけが『急に雷が鳴り、地震が起き、雪が降り出し、世界がぐにゃりと歪んでしまう』というものなんです。その部分が震災を連想させる、ということで延期の処置がなされたんでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
東日本大震災発生後、主人公が津波に飲み込まれるシーンがあることでいち早く上映中止となった米映画『ヒアアフター』をはじめ、唐山大地震をベースとした映画『唐山大地震 想い続けた32年』、水中の洞窟内に閉じ込められた探検家たちの脱出劇『サンクタム』、未知の生命体が地球を侵略・破壊する『世界侵略:ロサンゼルス決戦』など、震災や、それに関連した大きな被害を連想させるような映画は次々と上演の延期を決定。『世界侵略ロサンゼルス決戦』は10月の公開が予定されているものの、その他の映画についてはいまだ上映の見通しがついていない状態だ。
「そういう意味で『HOT SNOW』はいち早く上映に踏み切ったと言えます。が、当該のシーンがどう扱われるのか気になりますね。津波のシーンが問題となった映画『プリキュアオールスターズDX3』は、ストーリーにそれほど影響がないということでその部分を削除した上で上映されましたが、『HOT SNOW』の場合ですと、それはできないでしょうし……」(同記者)
Kis-My-Ft2のデビュー後、ジャニーズJr.を支える存在になると見られているMis Snow Manだが、今回の延期でファンの飢餓感は増す一方。タイムスリップのシーンはどのように上映されるのか、公開初日の7月9日まで期待して待っていたい。
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