[ジャニーズ・メディアの裏側]

「手元に金は残らない」元ジャニーズJr.が犯罪に走る要因とは

2011/05/10 08:00
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斗真も黄金世代の中心メンバー

 先日、元関西ジャニーズJr.の中田大智容疑者が窃盗容疑で逮捕されたニュースが報じられ、ファンに大きな衝撃を与えた。中田容疑者は4月25日の午前8時30分ころ、大阪市北区のインターネットカフェで男性客の現金3万7,000円が入った財布を盗んだ疑いで、曽根崎警察署に現行犯逮捕された。

 21歳の中田容疑者は逮捕時、住所不定で無職。取り調べに対して容疑を認めており、「金に困ってやった」などと供述しているという。このように、元Jr.が犯罪に手を染めてしまうケースは多く、中田容疑者が初めてではない。

「2009年にはジャニーズJr.の逮捕が相次ぎ、人気メンバーだったEが失業者を装い失業保険をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕されました。起訴猶予となったが、怪しげなマルチ商法にも手を出していた。ほかに、Mは勤務先のパチンコ店からパチンコ玉を盗んだとして窃盗容疑で逮捕され、当時少年だったKとOはインターネットカフェで客の財布などを盗んだとして、窃盗の疑いで逮捕された。E以外はいずれも金に困っていたための犯行。E、K、Oはいずれも人気ドラマシリーズ『3年B組金八先生』(TBS系)に出演していましたが、3月に放送された卒業スペシャルでは当たり前のように出演シーンがカットされていました」(芸能プロ関係者)

 これ以前にも若くして事務所を辞めた元Jr.が犯罪に手を染めてしまっているが、なぜそのような末路に向かってしまうのだろうか?

「ひとつは慢性的な金欠。Jr.時代の駆け出しのころはハッキリ言って”研修生”のような扱い。ギャラは先輩のバックで踊ったりしても1ステージで5,000円しかもらえない。しかも、すぐにもらえるわけではなく、ジャニー喜多川社長の気が向いたときに各自に手渡しされるようです。かといって、ステージがない時はレッスンなどが入っているので、バイトをするヒマもない。だから、Jr.のまま辞めても手元に金は残らない。そして、多くのJr.は中学時代からジャニーズ入りし、勉強するヒマもなく仕事に打ち込むためジャニーズを辞めても高校の勉強について行けずに中退したり、フリーターになるケースが多い。そうしているうちに地元のワル仲間とつるむようになって……というケースも多い」(週刊誌記者)

 とはいえ、事務所を辞めてからもしっかりと”第2の人生”を歩んでいる元Jr.も多い。


「元関西Jr.の呉村哲弘はジャニーズを辞めた後に俳優として活動していたが、税理士資格を取得し、引退後に大阪に税理士事務所を開設。今季、J1モンテディオ山形に移籍したFWの大久保哲哉も元Jr.。またジャニーズJr.黄金期の中でも、滝沢秀明を超えるほど絶大な人気を誇った小原裕貴は大学卒業後、大手広告代理店に入社しています」(同記者)

 事務所を辞めたJr.たちも、そこで挫折を感じることなく再スタートを切る気持ちで強く生きて欲しいものだ。
 

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ごりさと小原クン、ふたりとも懐かしい!

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最終更新:2012/07/25 22:53