美しさを求めるがゆえ……整形中毒に陥ったセレブベスト5
アメリカで最も美容整形が行われているのはビバリーヒルズ。そこで多くのハリウッド・セレブを顧客に持つドクター・フィッシャーによると、セレブの実に70%が、何らかの整形手術を受けているのだという。
ドクター・フィッシャーは、いわゆる「ティアドロップ」と呼ばれるテクニックの持ち主で、とても自然に仕上げることで有名だが、他の医師が整形に失敗した顔や胸などを直すことでも知られている。ドクター・フィッシャーは「整形したいとクリニックに来る40%の人には、必要がないと断る」そうだが、金目当ての悪徳医師は不必要な手術を繰り返し行い、結果、何度も手直ししないと命にも関わるほど崩れてしまうのだそうだ。
外見が重要視されるセレブたちは整形中毒に陥りやすい。悪徳医師に当たってしまうことも少なくなく、酷い目にあうセレブも多い。
今回は、そんなセレブの中から「整形し過ぎなセレブ5」を、ランキングしてみた。
■第5位 メグ・ライアン
1980~90年代にロマンス・コメディーの女王とよばれヒット映画に出ずっぱりだったメグ・ライアン。本人はノーコメントを通しているが、2000年以降、整形手術を繰り返すようになった。手術内容だが、若く見せるためにほおを膨らませるインプラントをし、額にメスを入れ引っ張るフェースリフトと首の皮を持ち上げるネックリフトを受けたと言われている。またシワを伸ばすボトックス注射もしており、一時期は顔の皮が全て引っ張られた状態になり、喜怒哀楽のない表情だとタブロイドで怖がられていた。
メグは、唇を大きく膨らませる手術もしている。大きな唇はセクシーで、また若々しく見えると言われているからだ。しかし、90年代に流行ったゴアテックス・インプラントという手法を選択してしまい、結果、かなり不自然な仕上がりになってしまっている。ちなみに、ジェシカ・シンプソンも一時期唇が膨れ上がっていたが、彼女はレスチレン注射をしたと告白。4カ月で元に戻ったと語っている。効果は長続きしないが、永久的なゴアテックス・インプラントよりもまだ自然だと、今はレスチレン注射の方が人気があると伝えられている。
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■第4位 コートニー・ラブ
小さいころから自分の鼻が大嫌いだったというコートニー・ラブは、自ら立ち上げたバンド「ホール」がデビューする直前に鼻を小さく整形。夫であるカート・コバーンも「とにかく鼻の形が完璧で、きれい過ぎて惚れた」と告白しているほど、鼻に強いこだわりを見せており、これまでに数回、整形手術により形を直している。
鼻のほかにも、口唇増大術、豊乳手術、脂肪吸引、フェースリフトと、整形フルコースを経験。顔が蝋人形のように引きつっていた時期もあった。このまま整形を繰り返すのかと見られていたが、2009年に、これまで200万ドルを投入した元祖セレブ整形ジャンキーと称されるジョセリン・ウィルデンシュタインと対面し、「おっぱいをリフトアップしようかと思っていたけど、もう整形はやめる。彼女みたくなったらと思うと怖くて」と改心した。
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■第3位 ミッキー・ローク
セクシー映画『ナインハーフ』(1986)などに主演し1980年代はセックスシンボルと言われていたミッキー・ローク。ビバリーヒルズの豪邸で毎晩パーティー三昧の自堕落な生活を送っていたのがあだとなり、俳優としての仕事が激減。1991年にプロボクサーに転身した。そして、ボクシングで負傷したケガを治すために整形手術を受けるようになり、止まらなくなってしまった。
ミッキーは、ボクサー時代に鼻を2回骨折し、形を直すのに5回手術を受けたほか、頬骨も紛砕し手術を繰り返した。骨は形成するのに耳の軟骨を使ったそうだが、なかなか治癒せず何度も軟骨を削る手術を受けたという。相当な激痛を伴う手術とのことで、ミッキーは「痔の手術の次に痛かった」と振り返っている。
神経を痛めドクターストップがかかり、1995年にボクサーをリタイアしてからは、俳優に復帰。重くなったまぶたを改善する眼瞼形成やフェースリフトのほか、2005~2008年の間に植毛をしたのではと伝えられている。
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■第2位 リル・キム
露出度の高い衣装を身にまといM字開脚を披露するなど、エロの塊のような女性ラッパーのリル・キム。身長143センチというプチサイズにあぐらをかいたような鼻がチャーミングだったのだが、鼻の形は相当気に入らなかったらしく、ラッパーとして軌道に乗り始めると、すぐにお直しを始めた。豊乳手術も早い段階で行い、至るところで自慢の乳をさらけ出すように。ほかにも、皮膚の漂白もしていると言われている。
キムは、2005年に発砲事件裁判で友人のために虚偽の証言をしたとして約1年間刑務所に入ったが、出所後は鬱憤を晴らすかのように整形手術をやりまくるようになった。頬にプロテーゼを入れるなどのインプラント手術にボトックス注射、鼻も繰り返し手を入れたためいびつな形に。今年に入ってからは、フェースリフトもしたのか、目がつりあがり、もう昔の面影はない。
あまりにもコロコロ顔が変わるため、公式ファンサイト「LilkimZone.net」でファンが「これ以上、整形手術をするならファンをやめる」と宣言。その後、舞台をTwitterに移しファンVSキムのアシスタントで、バトルが繰り広げられ、大きな話題となった。
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■第1位 ピート・バーンズ
バブル真っ盛りの1980~1990年代のディスコシーンをゴージャスに盛り上げた英国バンド「デッド・オア・アライヴ」のヴォーカリスト、ピート・バーンズ。妖艶なルックスで人気を集めていた彼は、もっと美しくなりたいという願望を持っていたそうで、25歳で美容整形をスタートした。
最初の整形では男っぽい鼻をフェミニンに小さくしたいと希望したのだが、歪んでしまい失敗。
すぐに直し、満足したところで頬が気になりインプラントを入れてふっくらさせる手術を受けたのだが、想像していたのと違うと取り外し、ボトックス注射を入れた。ここら辺でキャリアに陰りが見えるようになったが、整形は止められず、暇さえあれば自分の顔を見て「どこをいじれば、完璧になれるか」と考え、手術を繰り返していたという。
38歳で唇をふっくらさせたいと思い整形外科医師に勧められた「体に安全」というジェルを唇に注入したのだが、繰り返し注入したためにひどく化膿。腎不全、腸障害をおこして入院し、ジェルによってできた肉芽腫を取り除く手術を受けた。一時は死のふちをさまよったと伝えられている。ピートは、この治療のために2億6,000万円の豪邸売却。ジェルを勧めた医師と裁判で争い、5,700万円の和解金を受け取っている。
ピートは2007年にリリースした自叙伝「Freak Unique」で、自分が受けてきた整形手術のことについて詳しく執筆している。
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一度メスを入れると止まらなくなるという整形手術。ほどほどで止めるということは、なかなか難しいようである。
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