SMAP中居正広、自身の炊き出し&義援金報道に複雑な思いを語る
4月7日、福島第一原発から約60km地点にある福島県の避難所を極秘で訪れ、炊き出しに参加したSMAP中居正広(既報)。この行動はワイドショーや週刊誌など各マスコミで大々的に取り上げられたが、本人は「プライベートで行ったことだから」とノーコメントの姿勢を貫いてきた。しかし、やはり「本人の口から詳しい話を聞きたい!」というのがファン心理。ラジオ『Some girl’ SMAP』(ニッポン放送)宛に寄せられたという多数のハガキに根負けする形で、中居が重い口を開いた。
「もうなんかね、炊き出しのハガキしか来ないんだけど(笑)。みなさんご存知の通り、ボクは天邪鬼ということで。それに関しては一切しゃべりません」
こんな言葉からスタートした23日の放送。大好きな野球が開幕したということもあり、「野球の話がしたくてしょうがない。野球以外は何も話したくない」と言いつつも、
「ハガキ、たくさんありがとうございました。その中にはね、『よくぞ』みたいな話もありましたけど……。この間も言ったとおり、義援金が高いとか、炊き出しに行ったとかっていうのを、評価されんのは、タレントだけなんですよね」
「もっと普通の人たち、例えば自衛隊の人とか、役所の人とか、ボランティアをやってる人とか、それに現地の病院の人たちとか、毎日やってるわけじゃん。そういう人にやっぱり『よくやってくれた』とか『ありがとう』ってもっともっと言ってほしいですね(略)。ボクのことは知ってるからいいけど、知らない人たちにも、こういう感謝の気持ちを届けられるような人に……なりたいよね」
と、ハガキをくれたファンに向けて、やや諭すように語った中居。募金の額にせよ、こうしたボランティア活動にせよ「テレビに出てる人だけが評価されるのはおかしい」という違和感は、彼の心をくすぶらせているようだ。
「これまでにも、世界で大きな災害が起こる度に、必ず募金をしてきた中居。昨年のハイチ地震の際にも、自らゆうちょ銀行に足を運んで”家が何軒か建つくらい”の額を振り込んだと言います。そうしたことを誰に告げることなく自主的にやってきた彼にとっては、今回の行動もごく自然なこと。いい人扱いされることに対しての照れくささの方が強いのかもしれませんね」(ジャニーズに詳しい記者)
今回の震災に際しては、SMAPメンバーがプライベートで総額4億円の義援金を被災地に寄付したことが公表されているが、その内訳は中居、草なぎ剛が億単位、香取慎吾がそれに続き、木村拓哉と稲垣吾郎は桁の違う少額だった、と一部で暴露されている。
「1円でもね、そうやって義援金として募金箱に入れて。たくさん出したら偉いとか、少ない人は偉くないとかってことじゃないんだよ。やっぱり気持ちだから」
こうサラッと言えてしまうところが、中居の中居たるゆえんだろうか。義援金だけでなく、こうした彼の気持ちは被災地やそれを支える多くの人々に届くに違いない。
徳さんもマラソンの話にうんざりしてるから、ジャイアンツトークしてあげて!
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