“過去の人”のイメージを刷新? 川本真琴の復帰に期待
1990年代に一世を風靡したシンガーソングライター・川本真琴の存在が、このところ再び話題を集めている。96年にミュージシャン岡村靖幸の作曲・編曲・プロデュースによる楽曲「愛の才能」でレコードデビュー、その後も「DNA」やアニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』のオープニングテーマだった「1/2」などが大ヒットし、一躍ブレーク。早口での独特の歌唱と不思議キャラで人気を集めた。
しかしその後、2001年ごろから楽曲のリリースも少なくなり、いつからか表舞台からすっかり消えてしまった。音楽番組などで過去の映像が流れる度に”過去の人”のイメージが世間に定着していた。06年1月に、自身のHPで「川本真琴」名義での音楽活動を終了することを発表したが、その後もひっそりと活動は続けていた。そして昨年2月、本人名義ではおよそ9年ぶりとなるアルバム『音楽の世界へようこそ』をリリース。さらに、6月22日には「フェアリーチューンズ」というDVD付き2枚組シングルの発売が決定している。にわかに活動が活発化してきた川本だが、気になるのは往年の独特なキャラクターのままこれからも展開していくのか、また果たしてどこまで世間に受け入れられるかだ。
そんな中、新曲リリースの発表にあたって公開された写真が波紋を呼んでいる。ネット上では「なんか、肌荒れてるしいっきに老けこんでんぞ」「川本真琴ってこんな顔だったっけ?」と、その画像に厳しい評価が多く下された。
ボーイッシュな髪型に小柄なスタイルが愛らしいと、男女ともに人気のあった川本だが、彼女もすでに37歳。同時期にブレイクした女性歌手には、相川七瀬やPUFFYなどが挙げられる。相川は01年に結婚し、2児の母に。PUFFYの二人も、大貫亜美は02年にGLAYのTERUと結婚、吉村由美も昨年1月に一般人男性と結婚し、幸せな家庭を築いている。一方で川本はと言えば、プライベートは謎に包まれたままだ。
またつい先日にはデビュー当時のプロデューサー・岡村靖幸の写真が、親交のある電気グルーヴ・石野卓球のツイッターにアップされ、こちらも一部で話題になった。岡村は08年に3度目の覚醒剤取締法違反による逮捕で実刑判決を受け、昨年出所したとみられていた。実は川本とこの岡村は過去に恋人同士だったという。
「川本がデビューした当時、2人の交際は有名でした。当人たちも隠そうとはしていなかったようですが、岡村のほうが世間一般的には無名だったので報道されませんでした」(ワイドショーデスク)
付き合っていた男が覚せい剤の乱用で逮捕されたと報じられることもなく、結果的には熱愛がスルーされたのは吉だったようだ。「憧れのミュージシャンがまさかのプロデュース、しかも大ヒット」という歌い手冥利に尽きるデビューを果たした川本。往年の活動を超える活躍を期待したい。
あれから15年ですよ、そりゃ私も老けますよ
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