セレブもとりこに! C・シーンのラブドールが一日で完売の異常事態
予測不可能な言動で相変わらず大人気のチャーリー・シーン。現在、全米で行われているライブも、ブーイングと大絶賛が一日おきにやってくるというスリル満点なショーとなっており、注目されている。そんな中、チャーリーの空気式人形、男版ラブドールなるものが発売され、一日で完売してしまった。
チャーリーは昨年、3,000万ドル(約24億6,000万円)を稼いだと伝えられているが、そのほとんどが主演しているテレビコメディー『チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ』の出演料であった。しかし、薬物やアルコールによる奇行、プロデューサーへの暴言がもとで、今年2月に番組をクビに。
チャーリーは、クビになる前後からラジオやテレビのトーク番組に出演し「Duh, Winning(当然、勝者だ)、「Tiger Blood(虎の血)」など意味不明だが面白い言葉を連発しており、自宅から全米に向けて配信しているウェブ番組『Sheen’s Korner』では、自分を「Rock Star From Mars(火星から来たロックスター)」「(ギリシャ神話に出てくる女神アフロディテに愛された美青年)アドニスのDNAを持つオレ」と表現するなど、アメリカ人の心をわしづかみにするキャッチフレーズを次から次へと繰り出し、全米で流行語となる現象が起こっている。
今回、チャーリー・シーンをモデルとしたラブドールを発売したのは、セックス・トーイ&グッズを専門に販売している「パイプドリーム・プロダクツ」。マスターベーションするタイガー・ウッズのぜんまい式人形や、人気セレブをイメージしたラブドールなどもを手掛けており、何かと注目されている企業である。
チャーリーのラブドールの名前は「Crackhead Charlie」。日本語に訳すと「コカイン中毒のチャーリー」となりおどろおどろしいが、パッケージは至って明るい。ビキニ姿の女性たちをバックに、ビールとタバコを手に点滴を受けている”ドヤ顔”のチャーリー・シーンがアメコミ風に描かれており、「本製品には、女神、虎の血、アドニスのDNAなどは含まれておりません」という注意書きが記載されている。気になる値段は30ドルとお手ごろ。「淫乱なポルノ女神でなくても、火星から来た過激なロックスターとパーティーができます!」という説明書が、チャーリー中毒者の購買意欲をかき立てるものとなっている。
米マスコミの取材に応じたパイプドリームのCEOは、「Crackhead Charlieは、発売したその日に完売してしまいましてね。もっと売ることができたんですが、なんせ売り切れてしまってね」と上機嫌でコメント。今後、増産する可能性があることを示唆した。
このラブドールはチャーリー公認のものではないが、先月、チャーリーのエージェント会社は、「勝者」「虎の血」など大流行中のキャッチフレーズ22個を商標出願している。申請が通ればラブドールの売り上げの一部を要求するだろう。商才のあるチャーリーのこと、パイプドリームと手を組み、公式グッズとしてほかにも商品を展開していく可能性も大いにある。米メディアは、ラブドールを作られたところでポルノ大好きチャーリーのイメージダウンになるわけでもなく、どちらにせよ、チャーリーは今回も「勝者」になるだろうと伝えている。
先日、人気アイドルのジャスティン・ビーバーが、米「TIME」誌のインタビューで「今、世界で最も影響力がある人物は?」と聞かれ、「もちろんチャーリー・シーン」と即答。理由は、「1日で何百人のTwitterフォロワーを獲得しているし、それに、虎の血が流れているんだよ。勝ちっ放しだし!」だと語った。
チャーリーは現在、Twitterで360万以上のフォロワーを持っているが、先日キャサリン・ゼタ=ジョーンズが躁うつ病で治療を受けたことをカミングアウトした際、多くの専門家がチャーリーも躁うつの可能性が高いと指摘したことを受けて、何の前触れもなく突然「みんな! 今日午後6時から、躁うつ病の認知を高めるチャリティーウォークを決行するぜ! 支援、よろしく!」とツイート。「オレは躁うつじゃない」と書かれた帽子をかぶり、Twitterの呼び掛けに応じた大勢のファンと共にトロントの町を練り歩いた。躁うつ病支援団体は「連絡は受けてなかった」と戸惑いながらも、「チャーリーが病気を周知してくれたことに感謝する」とコメント。またもや、チャーリーは「勝った」のだと伝えられた。
マイケル・J・フォックスがトーク番組でチャーリーをかばう発言をしたり、マイリー・サイラスが「チャーリーをフォローしたくてTwitterを再開した」とツイートするなど、セレブからも人気者のチャーリー。チャーリーの一人勝ちフィーバーは、まだまだ続きそうである。
どこの国にも一人はいるんだな~
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