「ポワーン」が引き金だったのか? 青山祐子vs.内田恭子の笑顔の応酬
ACのCMで、斜め顔+上目遣いで、「それ、本当に必要ですか?」と言う内田恭子。その角度に何かしらの自己アピールを感じてしまうのは、筆者だけだろうか?
今回ツッコませていただくのは、そんな内田恭子(ウッチー)が登場した4月6日放送分『スタジオパークからこんにちは』(NHK)の、司会の青山祐子アナとの水面下の壮絶なバトル。
「フジテレビ女子アナ」という名のタレント業の一環として、『すぽると!』(フジテレビ)などでスポーツをかじったウッチーを、筑波大学体育専門学群出身でスポーツ担当アナウンサーとして育成されてきた青山アナが迎えるのだから、穏やかにはいかない予感……。だが、現実の対面シーンは、予想をはるかに凌ぐ恐ろしいものとなった。
「フジテレビを退社するときに、私がスポーツを担当していたことでぇ、スポーツ関係の皆さんがメッセージを下さってぇ。青山さんにもメッセージをいただいて」(内田)
「?? そうでしたっけ? すみません、私ちょっと……」(青山)
「ひっどぉ~~い!」(内田が青山の手をギュッと握り、スマイル)
「そういえば、フジテレビの方が何かいらしたことがあったような気が……。冒頭からこんな感じですみません、それでは~」(青山アナはテキパキ流す)
さらに、「アナウンサーになったきっかけ」について聞かれたウッチーの答えは……。
「海外で暮らしていたのもあって、英語で仕事ができたらと思っていたんですが、安藤優子さんがテレビで英語でインタビューされているのを見て『これだ!』と思ったんです」
安藤優子はキャスターなので、アナウンサーではない。「そのとき知識がなくて」と付け加えたウッチーに、青山アナの答えはコレ。
「それで受かったんですよねぇ、スゴイですねえ」
うわあ……気持ちはわかるけど、怖すぎます。さらにイヤミ上手な青山アナ。
「アナウンサーとして、ポワーンとしたイメージで入ってらして実際、どうでした?」
だが、「ポワーン」としてそうで、実はものすごく気の強そうな内田恭子。
「ポワーンとして入ったんですけど、朝はお化粧してる時間もあまりないし、ポワーンと(以下略)」
自分が言われた「ポワーンとしたイメージ」というフレーズが相当頭にきたらしく、わざと何度も執拗に「ポワーンと」を使う内田恭子。恐ろしい。
それにしても、「○○でぇ」「○○なのでぇ」という甘ったるい話し方のわりに、内田恭子は機関銃のごとくしゃべることしゃべること、語ること語ること。
青山:内田=1(嫌み):9(自分うっとりワード)くらいの割合でしゃべっていた。
「画面に出る内田恭子としてでなく、素の内田恭子をもっとたくわえなければいけないと思って、1度仕事をやめました」
「ママという私と働く私と両方、私のすべてを見て(子どもには)育ってほしい。常にポジティブポジティブで」
青山アナの”テキパキイヤミ”も、「ポワーン」とした甘さで包んだ「自分が」「自分が」の自己顕示欲の強さには、敵わないようです。
(田幸和歌子)
二人のやりとりは、「女って怖えぇ!」って言いたい男へのサービスかも
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