葬儀で発覚! エリザベス・テイラーとコリン・ファレルの秘めた関係
ハリウッド大御所女優のエリザベス・テイラーが23日(ロサンゼルス現地時間)、うっ血性心不全のため入院中の病院で亡くなった。79歳だった。8度の結婚と7回の離婚を経験した恋多き美女として知られている彼女だが、アルコール・薬物依存症に苦しみ、脳腫瘍、皮膚がんを患い、背骨を5回骨折し人工股関節を入れ、心臓血管外科手術を受けるなど、病に苦しめられた人生でもあった。安らかな眠りについたエリザベスの葬儀は、翌24日、ハリウッドスター御用達の高級墓地フォレスト・ローン・メモリアル・パークで厳かに行われた。
エリザベスの葬儀は、死亡後すぐに埋葬する伝統的なユダヤ教の儀式で執り行われたため、とても急なものであった。埋葬される墓地について、メディアではさまざまな憶測が飛び交い、大親友マイケル・ジャクソンが眠るフォレスト・ローンのほか、両親の墓があり、マリリン・モンローら多くのハリウッドスターが眠るウエストウッド・メモリアルパークも有力候補として挙げられていた。また、2回結婚したリチャード・バートンが眠るイギリスのポートタルボットに移送されるのでは、といううわさも流れていた。
米メディアは、ロサンゼルス郡検視局からエリザベスの豪華なひつぎが出てくると、ヘリコプターで追い掛け中継。葬儀は、ごく近い親族や親しい友人のみが招かれ、メディアは完全にシャットアウトされた。しかし参列者の中に、何の接点もないと思われた俳優のコリン・ファレルがいるらしいという情報に色めきたつなど、最後までエリザベスをロマンス多き超大物スターとして扱った。
葬儀は約1時間にわたり執り行われ、スミレ、クチナシ、ユリの花がたくさん添えられたエリザベスの亡骸は、マイケル・ジャクソンも眠っている大霊廟に安置された。一般人の立ち入りが制限されているこの大霊廟の近くには、約3メートルの白い大理石の天使が立ち、微笑みながら見守っているそうだ。
なお、コリンだが、ただ単に参列しただけでなく、イギリスの詩人ジェラード・マンリ・ホプキンスの詩「The Leaden Echo and the Golden Echo」を朗読するという大役を務めたとのこと。葬儀の後、コリンのスポークスマンは「二人はとても仲が良い友人だった」と明かし、メディアを驚かせている。
実は、今年の初め、雑誌の特集企画でキム・カーダシアンが自宅療養中のエリザベスを訪問した際、彼女は「アイ・ラブ・ジョニー・デップ。アイ・ラブ・コリン・ファレル。二人とも幅広い役を演じられる、絶妙で素晴らしい役者」だと絶賛し、ぜひ共演したいと述べていた。しかし、この時は「あの大女優がコリンを褒めた」と軽く流され、二人の関係に気づくものは誰もいなかった。
ちなみに、昨年、エリザベス・テイラーの自伝映画が制作されるといううわさが流れた際、コリンは5番目の夫リチャード・バートン役の最有力候補だと伝えられている。この映画は、エリザベスが「エリザベス・テイラーを演じるのは、エリザベス・テイラーだけ。私が生きている間は、ほかの誰にも演じさせない」と強く拒否したため、立ち消えとなったが、今後企画が復活する可能性は高そうだ。もしも制作が実現した場合、コリンが出演するのかどうか注目されることになるだろう。
遺言により参列者が集まってから15分遅れて葬儀をスタートさせるなど、最後までV.I.P.ぶりを発揮していたエリザベス・テイラー。米ニューヨーク・ポストは、6億ドル(約480億円)ある遺産のほとんどを、チャリティーに寄付するようだと伝えている。しかし、このままでは収まらないのではと危惧する声もあがっており、当分メディアを騒がせそうである。
ならされなかった、ってことで!
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