因縁の戦い……安室奈美恵と山下智久のコラボは政治取引?
歌手の安室奈美恵が3月23日に発売するニューアルバム『Checkmate!』(エイベックス)にジャニーズ事務所のNEWS・山下智久とのデュエット曲「UNUSUAL」が収録され、先ごろ各スポーツ紙やワイドショーで大々的に取り上げられた。
「安室が昨夏、『歌って踊れる男性アーティストと、かっこいいミュージックビデオを作りたい』と考えている中、テレビの音楽番組で共演した際に、ソロでパフォーマンスする山下の姿が印象に残っていたため、『一緒に作品を作りたい』とオファーし実現したんだとか。安室のダンスはかなりレベルが高いが、PVを見る限り、山下のダンスも見劣りしておらず、絶妙なコンビネーションでした」(スポーツ紙デスク)
安室がジャニーズの所属タレントとコラボするのは今回が初めてだが、ジャニーズと安室の所属するヴィジョンファクトリーは、かつて決して良好と呼べる関係ではなかったというのだ。
「安室やSPEEDの時はまだ良かったが、1996年に『DA PUMP』をデビューさせた時は、自分のところのアイドルグループと路線が被るため、ジャニーズは徹底的に”潰し”に走り、各局の音楽番組から閉め出そうとしました。しかし、各局もジャニーズばかりにいい顔をしているわけにはいかないので、DA PUMPを出演させたのですが、ジャニーズが『うちのタレントと同じ番組には出さない』とへそを曲げ、結局ジャニーズの言いなりになるしかなくなりました。DA PUMPの後輩グループのw-inds.、FLAME、Leadも同じ仕打ちを受けたため、彼らはアジア圏に活動の拠点を広げましたが、日本国内では人気が伸び悩みました。さらに、安室とV6・三宅健、SPEEDの上原多香子とKAT-TUN・赤西仁の交際スキャンダルもあって、事務所同士の関係はギクシャクしていたんです」(レコード会社関係者)
現在、DA PUMPはデビュー当時のメンバーがボーカルのISSAしか残っておらず、FLAMEは解散し、Leadは鳴かず飛ばずの状態で、唯一ここ数年レコード大賞候補の常連のw-inds.がなんとか奮闘しているが、「レコ大にはジャニーズが出ないので”政治力”で大賞候補にノミネートされているだけ。CDの売り上げはそれほどでもない」(同)という。
「エイベックスの中で安室を担当している部署は、V6やタッキー&翼も担当しているのでジャニーズに太いパイプがあります。それで今回のコラボが実現しました。もはや、ヴィジョンファクトリーの男性グループは”潰す”ほどの存在ではなくなりましたが、これでw-inds.はジャニーズのタレントと同じ歌番組への出演ができるようになるだろうし、噂されているジャニーズタレントのレコ大”参戦”が実現しても、w-inds.は潰されることなく大賞候補にノミネートされるでしょう」(芸能プロ関係者)
いまだにライブのチケットは入手困難と言われるほど人気の安室だが、CD売り上げだけでなく、文字通り事務所の”大黒柱”として奮闘しているようだ。
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ISSAがんばって!
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