金切り声がエキセントリック! パパラッチ嫌い夫婦の怖い動画が流出
映画『シカゴ』など、数多くのヒット映画に出演している、オスカー女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。愛する夫マイケル・ダグラスがガンを克服してからというもの、美女特有のとげとげしい雰囲気がなくなり、夫婦揃ってすっかり柔らかくなったと囁かれていた。しかし、先月末にロンドンでパパラッチ相手に騒動を起していたことが明らかになり、その動画も流出。やっぱり、この夫婦は怖いとパパラッチを震え上がらせている。
騒動が起こったのは、2月24日。キャサリンのこれまでの映画界への貢献と、慈善事業に尽力していることが評価され、チャールズ皇太子から大英勲章第3位を授与されるという、おめでたい式があった夜の出来事だった。
英「Wales Online」によると、マイケルとキャサリンは、子どもたちを連れバッキンガム宮殿の授与式に出席した後、友人と共に夕食を楽しみ、滞在中のウェストミンスター・ホテルに車で戻ってきたところを、大勢のパパラッチに取り囲まれた。キャサリンは、凄まじいフラッシュがたかれる中、小走りにホテルに入ったのだが、すぐにキッと振り返り「私に触るだなんて、一体何様のつもり?」「今、すぐに警察を呼んで頂戴! あの男が私の顔を殴ったのよ!」と、顎を押さえながら叫び出したのだ。
キャサリン、めっちゃキレてる!
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英国ウェールズ生まれのエレガントな女優として知られているキャサリンだが、パパラッチの一人を睨みつけ、「この私を、よくも殴ったわね!」と怒鳴りまくり、周囲は騒然となった。
激怒したキャサリンの訴えを聞き、マイケルは鋭い目つきになり、「おい! おい! お前だよ!」とそのパパラッチを指さした。ホテルの警備や付き添いの人たちに促されて、一旦はホテル内に入っていたマイケルだが、キャサリンの「あの男が、殴ったの!」「パンチされたんだってばっ!」という金切り声に押されるように、舌なめずりをしながら再びホテルの外に出てきて、「お前だよ、クソったれ!」と言いながら両手でパパラッチを突き飛ばしたのだ。
実はキャサリンとマイケルの2人は、大のパパラッチ嫌いな夫婦として知られている。2003年に結婚披露宴の様子をパパラッチされたとき、「あまりにも質の悪い酷い写真で、プロの役者としてダメージを受けた」「プライバシーを侵害された」と、写真を掲載した英週刊誌「Hello!」を相手取り訴訟を起し、勝訴したこともあるのだ。
なお、米「X17」が公開した今回の騒動の動画を見る限り、問題のパパラッチはキャサリンを意図的に殴ってはおらず、ほかのパパラッチともみ合ううちに、誤ってカメラがぶつかってしまったようである。ロンドンのメトロポリタン警察は、「この件に関する通報は受けておらず、よって捜査も何もしていない」と発表。マイケルのスポークスマンも、「見ての通りだよ。このパパラッチとの事件さえなければ、最高の夜だったんだけどね」と言うにとどめており、これ以上問題にするつもりはないようである。
パパラッチに対して、「さっさと散れっ!」と大声で捨て台詞を吐きホテルに戻っていったマイケル。その姿は、つい最近まで辛い闘病生活を送っていたとは思えぬほど威勢よく、セックス依存症のタフ・マンだった全盛期のイメージが一気に蘇るものであった。
闘病生活を支えてくれた最愛の妻キャサリンのために、まるで映画のワンシーンのようなドラマチックな立ち回りを見せたマイケル。「病み上がりだから」と、マイケルとキャサリンに対して、かなり気を抜いていたパパラッチたちだが、今回のことで気を引き締めたのは間違いなさそうだ。
灰皿にテキーラ入れて、「飲め!」って言われない限り怒っちゃあダメ!
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