サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場目指すべきは叶恭子のセンス!? 成長してしまった「まえだまえだ」 芸能 [TVツッコミ道場] 目指すべきは叶恭子のセンス!? 成長してしまった「まえだまえだ」 2011/02/16 21:00 TVツッコミ道場叶姉妹 いろんなことを「様式美」にしたお二人です 今回ツッコませていただくのは、2月 6日に放送された『誰だって波瀾爆笑』(日本テレビ系)。 この日のゲストは叶姉妹。二人のセレブネタはもはや安定感漂う感じで、のっけから、 「いいにおいがする」→「体臭です」 「ゴージャスな洋服で」→「移動着です」 と、ツカミもOKだ。 すべてに奔放な恭子さんと、姉の理不尽を一手に引き受けながら、姉を支える妹・美香さんという構図も、すっかりおなじみだ。恭子さんが大好きだという「文明堂のカステラ」、これを上の黒いところだけ食べるVTRが流れる(美香さん撮影)。ちょっとずつ指でつまみ、カステラの表面に顔(スマイルマーク的なもの)を描く。何の絵を描いたのかを尋ねられると、「ピースフルよ」。なんか分からないけど、面白い。残った黄色い部分は美香さんが食べる。サンドウィッチも恭子さんが中身だけ食べ、残ったパンを美香さんが食べる。スタジオでそれを指摘された恭子さんが一言、 「そんな思想ではない」 答えになっているのかどうかは分からないが、なんだかキン肉マンの得意な一言「屁のツッパリはいらんですよ」→「言葉の意味はよくわからないが、とにかくすごい自信だ」を思い出す。恭子さんにしか出せないセンスではある。 番組では超豪華リムジンや、行きつけという超高級レストラン、「億単位」の貴金属といった、おなじみのやりとりがあったわけだが、今回気になったのは、番組途中で「年齢を超えたお友達」として紹介された、小学生漫才コンビ「まえだまえだ」の二人。 叶姉妹とまえだまえだ。セレブ美女と小学生という取り合わせのギャップ感が、面白さのほとんどを占める気はするが、あらためて考えてみると、「旺志郎なぁ」と、マイペースの天真爛漫発言を連発し、笑いをとる弟・旺志郎、そして、やたらていねいな敬語を使いながら気の利いたコメントをする、スポークスマン的な兄・航基。どこか叶姉妹の役割分担と似ている気がする。 しかし、この日の旺志郎はちんまり座って相づちを打っているだけのことが多く、勝手な感じの振る舞いや言動があまりみられなかった。一方、兄はといえば、気を使った感じにしゃべりまくり、「子どもとは思えないほどの気のきいた」コメントぶりにますます磨きがかかっているよう。 旺志郎くんも、もう10歳。もしかして、分別ついた? 天然爆弾を投げっぱなしにする時期はも通り過ぎたんだろうか。もしそうだとすると、ちょっと寂しい。これまでも全部計算でやってたんだと言われたら、それまでではあるけれど。 これからは叶姉妹との付き合いの中で、恭子さんの計算された面白セレブコメントのセンスを習得してほしい。恭子さんとか、戦場カメラマンとかの、面白いフレーズのチョイスのセンス、これを自在に出せたら、すごいコンビになりそうです、まえだまえだ。 (太田サトル) 『BUTTERFLISTA すべては、愛の行為。』 幼心に、トラウマを与える存在ってことですよ 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・デヴィ夫人批判もどこ吹く風、叶姉妹のブレない”設定” ・叶恭子×辛酸なめ子の夢の共演で、生々しい「セックストーク」が!! ・あやや、スザンヌ、DAIGO、身内ネタが一番利用されてるのは? 最終更新:2011/03/15 22:25 次の記事 『JIN』制作陣がうんざり!? 大沢たかおの”織田裕二化”が止まらない >