早ければ5月!? 海老蔵復帰に向け水面下で動く松竹のプラン
飲酒不祥事で謹慎している市川海老蔵(34)に加え、「特発性両側性感音難聴」という難病で舞台を降板した中村勘三郎(55)に松竹が頭を痛めているという。歌舞伎界をリードする看板スターたちが続々と倒れているからだ。
歌舞伎座の新築工事により、歌舞伎のホームホームグランドは、東京・新橋演舞場と大阪・松竹座に移された。歌舞伎座が新築されるまでの3年間、松竹のドル箱公演『團菊祭』は大阪松竹座で行われることが決められている。しかし、この二つの劇場の5月公演の演目はまだ正式に発表されていない。
「明治時代に一世を風靡した九代目市川團十郎さんと五代目尾上菊五郎さん、ふたりの業績を讃えるために始まったのが『團菊祭』で、毎年5月に行われる恒例行事です」(松竹関係者)
非公式ながら、松竹座の5月は『團菊祭』で決まっているということだ。しかし、なぜ発表されないのか。松竹座の公式ホームページでは、3月、4月、6月のスケジュールは発表されているが、5月は空白。
「ここで海老蔵を復帰させたいと考えているのが松竹の本音です。暴行事件の初公判の2月18日で、主犯の伊藤リオン被告がどんな発言をするかにかかっています。海老蔵が出るか出ないかで、出し物が変わって来ますからね」(演劇関係者)
たしかに、伊藤被告の発言内容が復帰に大きく関わってくるのは必至だ。世論の動向も見えてくる。海老蔵の復帰の時期が決まったら、次に問題になってくるのが、勘三郎の体調だ。
「勘三郎さんの体調が良くなり、舞台に立てる身体になったら、5月の演舞場を勘三郎さんにお願いしたいんです。3カ月の休養で復帰して欲しい。でも、それが無理なら5月の演舞場は海老蔵でという思いもあります」(前出の演劇関係者)
伊藤容疑者が一方的に悪く、海老蔵に非がないことが伝えられ、勘三郎の体調が回復すれば、松竹にとって「めでたしめでたし」なのだが、そんなにうまく行くとは思えない。
「通常、歌舞伎公演の発表は2カ月前です。5月の舞台なら、3月初旬には5月公演の演目を劇場に張り出します。遅れているわけじゃない」(松竹関係者)
と言うが、やはり発表は遅れている。松竹の思惑が伝わるようだ。海老蔵の復帰の日が決まるかどうか? あと2週間も待てばその答えが見える。
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