コラム
噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第62回】

移籍騒動で芽生えた野心? 眞鍋かをり、破局の裏に大物芸能人の影

2011/02/08 21:00
「週刊女性」2月22日号(主婦と生
活社)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第61回(2/3~2/8発売号より)

 内部告発サイト『ウィキリークス』がノーベル平和賞候補に!! なんとも面白い展開だ。『ウィキ』は米国政府の機密文書を掲載、創設者がレイプで”別件国際手配”されたことで一躍世界にその名を轟かせた。米国にとってはテロリスト同様に憎き敵である。その『ウィキ』が「人権や言論の自由のために貢献している」という理由でノーベル平和賞に推薦されたのだ。もし受賞したら米国はどう反応するのか。

 昨年、中国の民主活動家で長年投獄中の劉暁波氏が平和賞を受賞した際、中国政府はあからさまに不快感を表した。米国も同じ反応!? 米国の民主主義がどの程度なのか。ひとつの試金石である。

1位「独占スクープ 玉置浩二 青田典子とすでに別居! 5度目の離婚へまっしぐら」(「週刊女性」2月22日号)
2位「眞鍋かをり 3年半破局に母が語った『真相』」(「週刊女性」2月22日号)
3位「破局どころか『結婚近い』の声も 長瀬智也 相武紗季の地元で愛のお参り写真」(「女性セブン」2月17日号)

 玉置浩二は本当に笑わせてくれる男である。石原真理との仰天復縁騒動、青田典子との電撃入籍やライブ放棄事件に続き、本丸である離婚騒動の勃発だ。誰しも「やっぱりね」と納得する事態でもあることが、この男の面白さでもある。玉置の精神状態が不安定なのはすでに広く知られているが、それに青田が耐えられなくなったのだとか。当然である。

 そこで気になるのは、「どんな離婚会見をしてくれるのか」である。玉置のことだから、囲み会見には応じるだろう。どんなぶっ飛んだ発言をしてくれるのか、弾けてくれるのか、少し楽しみだ。

 さらに注視したいのが、青田典子の今後の動向だ。あれだけ玉置にコケにされた青田の所属事務所「オスカー」だが、青田の復帰に向け着々と態勢を整えているという。これも当然である。青田の離婚は、オスカーにとっては超美味しい。今回離婚が成立すれば青田はタレントとして大きな”ウリ”が付加されるから。「玉置とのハチャメチャ生活ネタ」「石原との女の戦いネタ」「離婚ゴタゴタネタ」「負け組みネタ」「だめんずネタ」――。バラエティー業界にとって、喉から手がでるほど欲しいキャラになって復帰してくるに違いない。ロンブーの淳がラブコールを送る意味もわかる。また1人、おかしなバラエティータレントの誕生である。

 【追記】「週女」は玉置離婚を独占スクープと銘打っているが、約1週間前に「日刊サイゾー」で、大御所芸能記者の本多圭氏が同様の記事を書いていた。さすが本多センセイ!(もしくは「週女」も本多ネタか!?)

 2位も破局報道だ。眞鍋かをりと麒麟の川島明が昨年には破局していたらしい。この報道に対し、破局を否定した川島側だが、眞鍋は「フフフ」と意味深なコメントを残している。それでもって眞鍋の母親は「そもそも結婚なんて話、私は聞いていません」だってさ。川島も形無しである。ある芸能関係者が以前言っていたことを思い出した。「2人の破局は時間の問題だった」と。

 この関係者によれば「眞鍋は前事務所と契約解除を巡り裁判沙汰になっているが、その過程で複数の大物芸能人との親密な関係ができたとの情報がある」らしい。「相談に乗ってもらっているうちに」ってやつね。そんな大物とのパイプができれば、川島と結婚するはずはない。芸能界でのさらなる活躍、野望を抱くはずだから。ちなみに大物芸能人のイニシャルはS・Oです。

 「週女」2月8日号の「長瀬破局スクープ」記事は一体なんだったのだろう。今週の「セブン」では一転「結婚近い」だぞ!!

 2月8日号の「週女」は長瀬の”残念な人ぶり”が原因で、相武に三行半を突きつけられたと報じたが、今週の「セブン」は今年正月に2人が相武の実家近くの寺に初詣に行ったと破局を否定したのだ。写真付きで。

 芸能マスコミではよくあることだが、どうやらこの2人も小栗旬・山田優と同じ穴のむじなってわけか。浮気するのが男か女かの違いはあるけど。

 問題は2人の初詣写真だ。露店の前に立つ長瀬と、別ショットでの相武(とその影に少し写り込んだ長瀬)。この2枚の写真はどうやら一般人が写メで撮ったものと思われるのだ。記事の内容からしても断言してもいい。

 先日、モデルの田中美保とサッカー元日本代表の稲本潤一のデートが、ホテルのアルバイト従業員のツイッターで暴露され大騒ぎになった。今回の写真も同じ怖さや問題をはらんでいる。誰もがいつでも持っている携帯写メでの盗撮写真。国民全員が”盗撮部隊”である。怖い時代になったものだ。

『芸能人「タブー流出」スキャンダル大全』

これだけスキャンダルが出てるのに、なんで芸能人になろうと思うの?


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最終更新:2011/02/08 21:00
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