サイゾーウーマンコラム「キレイなママ」はどこへ? 子を育てるとは「女子プロレスラー」化なのか コラム [連載]安彦麻理絵のブスと女と人生と 「キレイなママ」はどこへ? 子を育てるとは「女子プロレスラー」化なのか 2011/02/13 21:00 安彦麻理絵のブスと女と人生と安彦麻理絵 (C)安彦麻理絵 子どもたち(息子2人)に、風邪をうつされてボロボロである。保育園に行ってると、どんどん風邪を持参してくる。帰宅すると同時に、もれなく風邪菌もついてきたりするのである。若さ……ってすごい……子どもの風邪菌は強力なのである。「イキがいい」のだろう。それは一重に、全て若さのなせる技だと思う。考えてみれば、ジジイやババアの風邪菌なんて、イキがいいようには思えないもの。移ってもすぐ、治りそうな気がする。けど、子どもに移された風邪って、ほんと治らない……。キツイ。 ところで、子どもたちのせいで私、体だけでなく顔もボロボロ(?)である。どういう事かというと、顔に頭突きされまくりなのである。夜寝る時、子どもは何故かゴロンゴロン転がって、しばらくホゲホゲしてから寝に入るような習性がある。その、ゴロンゴロンの時にやられるのである。隣で寝ていると、おもむろにゴロンとされて思いっきり唇に頭突きされる。突然の予期しない襲撃で、あまりの痛みに目に滲む涙……と、また、おもむろにゴロンときて、今度はまぶたと眉毛のあたりを、思いっきりゴンとやられる。暗闇で響く、頭突きの音と私のうめき声……(寝ぼけているらしい子どもは、全然平気らしい)。そんなわけで、昨日は連続3回、鼻に頭突きをくらってしまい、「ジャイアンに顔面パンチをくらった、のび太」みたいな顔で悶絶してるところに、今度は間髪入れず、腹に蹴りを入れられた……。寝ている時も気を抜けないって、まったく困ったもんである。 「いつまでもキレイなママでいたい……」なんて、人並みに思ってたりもするが、しかし、このままだと、キレイなママすっ飛び抜けて、「顔面崩壊ママ」になりかねない状態になってきた。しかも、男の子を育ててると、どうも言葉遣いが荒っぽくなる。 「男がピーピー泣いてんじゃねえ!!」だの、「将来どうせ、アタシと酒なんか飲む気ねぇだろ!!!」だの(何なんだ一体)、とにかく、声も可愛くないもんだから、「顔面崩壊」に加えて、なんだか「女子プロレスの人」みたいになりつつある……。世の中の、男の子を育ててる母親って、みんなこうなんだろうか(……みんなこうだと思いたい)? 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・オバサンもダサい格好も許さない! 「VERY」が提唱する女道 ・読者ヌードに、誌面上での整形体験……「美STORY」が笑えない次元に到達 ・「……手つないでいいか?」疲れ切った女たちを癒す”ブスゲー” 最終更新:2019/05/21 16:34 次の記事 他言無用? エリカ様とエイベックス松浦社長の深イイ関係 >