生粋のお嬢様・夏目三久アナ、退社後が聞こえてこないワケ
テレビ局の女子アナウンサーになるのは、かなり難しい。来年卒業生のキー局の内定もほぼ終わり、いまは、ローカル局の内定試験の時期に入っている。そんな難しい試験を通り日本テレビに入社し、マスコット的存在になっていた夏目三久アナウンサー(26)が、1月末で退社した。
夏目アナといえば思い出すのが、一昨年7月のコンドーム事件だ。男性の横でコンドームを持ってにっこりする彼女のプライベート写真が流出して週刊誌に掲載され大騒ぎに。『おもいッきりイイ!!テレビ』などのレギュラー番組を降板させられ、アナウンサー室の電話番をしているなんて噂も流れた。そんな花形職業の局アナが退社となれば、次の就職先が話題になるところだが、彼女の周辺からは、全く聞こえてこない。それもそのはず、彼女の実家は飛びぬけた資産家なのだ。
「憧れのアナウンサーだったけど、スキャンダルで仕事を追われるぐらいなら辞めたっていいと思ってるよ。それに、日テレが導入した人事労務制度で社員の給料が大幅に下がる。豪華マンションに住んでいるお嬢様だし、そんな思いをしてまでアナウンサーを続けなくてもいい、と言う気持ちなんじゃないの」(情報番組スタッフ)
彼女の父親は、2003年に高額納税者として名簿に載ったこともある。
「夏目の父は、祖父が創業した石油運送会社を引き継いたんです。大手ソフト会社”ハドソン”と提携してタンクローリーの配送システムなどを開発し、会社の売り上げを飛躍的に伸ばしたやり手です。また、娘の出来事をヒントにインターネットの掲示板に書き込まれた誹謗や中傷、悪ふざけなどをいち早く見つけて取り除く”フィルタリングサービス”を提供する会社を作ったんです。この会社は昨年12月『東証マザーズ』に上場しています。将来性があり、優良企業との評価を得て、初値から1カ月で、すでに株価は1.5倍になっています」(IT関連企業スタッフ)
会社が上場したとき株主に名を連ねていた夏目アナは2万4,000株の持ち主と報道されている。まだ、この株を保有していたら1億円以上の資産家ということになる。07年に期待されて入社。多くのファンを掴んだ26歳の夏目アナは、1月2、3日の「箱根駅伝」でのサブアナウンサーを務めたのを最後に、このままテレビ永遠に画面から消えてしまうのか。
「彼女は収入よりも働きやすい環境が欲しかったんですよ。コンドーム事件以来”サガミちゃん”(手にしていたコンドームの名前)なんて、影で呼ばれていたからね」(日テレ関係者)
女子アナとして成功して手にする年収よりも、すでに莫大な資産を手にした夏目。まるで未練の感じられない夏目の姿を同業の女子アナたちはどう見ているのか。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。
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