臭いオムツを取り替えるよりも苦手な、子育てのアノこと……
1日3回、妻くらたまがおかゆを作ってココに食べさせてます。その際、歩行器にココを入れてスプーンで食べさせているんですが、おかゆをボロボロこぼすんですよ! まあ、赤ん坊だし、これはしょうがないんですけどね。なので、食べ終わると床と歩行器とココの服は、ご飯粒でベトベトなわけで、1日に何度も着替えることになるわけです。これも仕方がない。
で、たまにオレもココにおかゆを食べさせるんですが、当然ごはんがボロボロと落ちる! それでも特に気にせず後片付けをしているんですが、ある日、いつものようにココの食べ残しのご飯が床に巻き散らかってたり、ココの服に大量にご飯が付いてたのを見ると、冷や汗が出てきたんですよ! 鳥肌も。自分でも体の変化にビビったので、翌日、実験してみたんです。やっぱりココの服にご飯つぶが付いてるのを見てしまうと、どうも鳥肌が立つ。片付けの時にご飯つぶがオレの手のひらや服に付いて、なかなか取れないことがしょっちょうあるんですが、多分それがかなり嫌なんだと思います。なので、ココの服や床にご飯粒が付いていると、片付けのことを想像してしまい、鳥肌が立つってわけです。
この話を他人にしても、「え?」という顔をされるんですが、みなさんは分かりますか? 例えば誰にでも苦手な音ってあるじゃないですか。例えば黒板にチョークで「キー!」ってこする音とか。それ聞くと鳥肌が立つでしょ? それと同じですよ。
ちなみにオレの苦手な音は、鉛筆でノートに書く時の音とそれを消す時の消しゴムの音。これを聞くと速攻鳥肌です! なので、学生時代は小学校からシャープペンシルでした。鉛筆を使うと鳥肌で「あぁ~!」といても立ってもいられなくなり、しばらく何もできなくなるんですよ!なので、ずっとシャーペンです。その音を想像しただけで鳥肌が立つ! ホントに嫌な音なんですよ。
このコラムの担当Sさんからは、「子育てだったら、オムツを取り替えるときが嫌だとか、もっと苦手なものがあるんじゃないですか?」とツッコまれたんですが、オレはココのオムツを取り替えるのは全然大丈夫なんですよ! 確かに臭い。臭いけど、その瞬間に口呼吸をすれば、匂いが気にならないということを発見。オムツを替えるのに手を使うから、もちろん鼻をつままなくても大丈夫な技を身につけましたよ。
先日、妻とココの3人で外食したんですが、その時オレがココを抱えてご飯をあげてたら、ココがボロボロとご飯をこぼした。そしたらまた鳥肌が! 外でもダメみたいだな。なので、最近はココにおかゆとご飯をあげる係は妻の役目になってきました。こうやって苦手なことを夫婦でカバーすれば、子育ても楽しいってことですよ。でも、くらたまは苦手なことってあったかな?