沢尻エリカの取材現場で某ワイドショーが犯した大失態
昨年4月に浮上した女優の沢尻エリカと、夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏の離婚騒動。その後、沢尻の失踪騒動、スペインでの復縁騒動を経て、先日行われた現状報告会見で、沢尻が高城氏が離婚に合意したことを報告。しかし、高城氏は「寝耳に水」と反論したため、まだまだ取材攻勢は止まず、26日に沢尻がマレーシアに旅立った際には報道陣が大挙して成田空港に駆けつけた。
「沢尻はCMに出演している『たかの友梨ビューティクリニック』の創業者、たかの友梨さんと”集中エステ”を受けるためにマレーシアに旅立った。頭から上半身を覆うようにストールをかぶり、ノーコメントを貫くかと思いきや、きちんと報道陣からの質問に答え機嫌が良さそうでした」(取材した記者)
今回、沢尻の取材には各局のワイドショーが力を入れ、沢尻をマレーシアまで追った番組もあるほど。その一方で、あまりにも力が入ったためか大失態を犯したクルーがあったというのだ。
「テレビ朝日の『ワイド!スクランブル』です。あんなことをされると、他のメディアにも被害が及び、成田での取材ができなくなってしまう。今回、同番組はそれ相応のペナルティーを受けるべきです」(女性誌記者)
これほどの反感を買うような失態とは一体なんだろうか?
「沢尻を取材できるのは、出発ゲートの搭乗口に向かう”動く歩道”と呼ばれる部分で、基本的にそこで質問をぶつけたり、映像・写真を撮影するのですが、同番組のあるスタッフが独自にコンタクトをとろうと、沢尻に手紙を渡してしまった。通常なら問題はないが、それを成田でやってしまうと大問題となる」(ワイドショー関係者)
そこまで大問題に発展した背景には、成田取材では報道陣が通常の利用者と比べて非常に”優遇”されているからだという。
「通常の利用者は必ず税関での厳しい検査を受けないと出発ゲートに入れない。ところが、報道陣は事前申請を経て渡される写真付きのIDと各社の腕章さえ持っていれば、税関を通らないルートを通って出発・到着ゲートに入れる。つまり、税関を通らないため、基本的に取材に関するもの以外の持ち込みはNGだし、中の免税店で買い物をするのもNG。いくら手紙といえども、税関を通していないから中に刃物や爆発物が入っていてもチェックできない。あらゆる可能性を想定し、機内に持ち込む物は税関を通しているのに、そのルールをあっさり破ってしまった」(同)
沢尻が手紙を受け取った写真は一部スポーツ紙のサイトに早々とアップされたというが、「各ワイドショーがそのスポーツ紙に『問題が大きくなるから、写真を削除してほしい』と要請し即刻削除した」(スポーツ紙デスク)という。
「沢尻の取材は午前中だったが、事態を知った責任者が午後に成田にかけつけ、取材した同番組のスタッフと成田の取材を管理する空港公団に謝罪したそうです。しかし、テレ朝以外の各局の責任者が『ルール違反だ』、『このままでいいのか』と激怒しているそうなので、同番組は何らかのペナルティーを受けるだろう」(先のワイドショー関係者)
さすがに、同番組中では沢尻に手紙を渡した映像は使わなかったが、今回の大失態は後々まで尾を引きそうだ。
パイロットにお願いするしかないね
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