W不倫から元サヤに収まった某女優、聞こえてくる夫婦仲の不協和音
「今年嬉しかった事は、Twitterを始めて色々な方と出会えたこと。ショックだったのは、元夫が麻木久仁子さんと不倫をしていた事がわかったこと。先輩として尊敬していたのに、ショック(´Д` )どうして(ToT)辛い」と、タレント・大桃美代子(45)が、つぶやいて大騒動になった。
タレント・麻木久仁子(48)に、APF通信社の代表で、元夫の山路徹さん(49)を寝取られたと言うのだ。W不倫と言うことだから、麻木の元旦那で作曲家の松本晃彦さん(47)も青天の霹靂だっただろう。「家庭が破綻していたとは思わない」「麻木さんと山路さんは婚姻関係にあった」と大桃。「私は、大桃さんの結婚生活は事実上終わっていた、と理解している」「娘が二十歳になるまで、どなたとも同居した結婚はしないと決意してきた」と、発言した麻木だったが、婚姻関係にあったことを認め、彼が「優しい嘘をついてくださった」と庇った。それらに対し、「全部自分が悪い」と発言した山路氏。誰の目にも男の「嘘」が「熟女ふたりを翻弄した」ように見える。しかし、「私たちは彼の被害者」とは言いきれない、悲しい未練、愛、女心がある。
麻木・山路夫妻は、この騒動の一カ月前に離婚していた。こちらはW不倫で双方離婚、そして再婚と言う筋書きになったが、W不倫の果てに、一見丸く収まったように見えているカップルもいる。
数年前、レギュラー番組を持つ女優が、テレビディレクターとW不倫をした。妻の不貞を見つけたのは、女優の夫だった。彼はプロデューサーの妻に「あなたの旦那はウチの女房と不倫している」と、私立探偵のように情報を与えた。寝耳に水だった妻は、彼に「そっとしておいて欲しい」と頼んだ。彼女の決断は「見なかったことにする」だった。
しかし、女優の夫は嫉妬に狂い、ディレクターの上司に話を持ち込んでしまった。心配した上司を交えて、両夫婦で会合が持たれた。夫婦仲の修復を願っての話し合いだったが、これがきっかけで、ディレクター夫妻は離婚することになる。知らなくてもいい話を否応なしに知らされ、業界関係者にも知られてしまった妻のプライドがそれを決断させた。一方の女優夫妻は、元のサヤに納まり夫婦生活を続けてきていた。でも、この時生まれた歪が夫妻を襲っているようで、不協和音が聞こえてきている。こんな世になっても妻の不倫を許す夫は、まだまだ少ない。
ところで、再婚・離婚していた麻木・山路さん夫妻の金銭問題は、マンションの家賃や彼が乗っている車などなど、まだまだ後を引きそうだ。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。
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