殺人予告に公開ナンパ!? 芸人の”笑えない”ブログ&Twitter事件簿
すっかり定着した芸能人のブログやTwitter。直接タレントと交流できることからファンには大好評だが、特にTwitterは事務所がチェックすることなくストレートな意見が書き込まれることから、トラブルに発展するケースも少なくない。
10月には品川庄司の庄司智春が、Twitterで「ミキティ以外の女性と歩いていたけど誰ですか?」と書いた一般人に激怒。炎上する騒ぎとなった。一見、何気ない質問に思えたため、庄司も「マジですか?僕ですか?」と最初は答えたものの「はい(((^^;)オシャレな帽子をかぶってましたよ(^_-) )」と再び書き込まれると「女の人と歩いてないですが?」とイラついたコメントに。さらに「歩いてたんですけどねぇ?(゜ロ゜)あ!もしかしてスタッフの人とかでロケに向かってる最中でしたかぁ??」と書かれると、「お前おちょくってるのか 答えろよ!コラ!」と激怒してしまったのだ。しかも庄司はRT(転載)でやりとりしていたため、このやりとりの様子は一気に広まってしまった。冷静に「別人じゃないですか?」、「スタッフのかたです」と返事していれば良かったものの、怒りを露にしたツイートを続けたため、逆に浮気疑惑が浮上する結果となり、またその対応にも非難が上がった。
また同じくTwitterで失態を犯してしまったのが、NON STYLEの井上裕介だ。4月に井上が「ちょっと夜に仕事が入っちゃって、今なら会えるけど、新宿にいないよね?」と女の子のフォロワーに対してツイート。それが瞬く間に「井上が公開ナンパしている!」とネット上で話題になった。それに気づいた井上は慌てて「同級生に送るやつを間違って送っちゃってた。めんご!めんご!」とのツイート後、上記のツイートを削除するも、すでに時遅し。「こいつmixiでもAV女優をナンパして問題になったのに、懲りない奴だ」とアンチを増やす結果となってしまった。井上は、送られた本人しかメッセージが見られないDM(ダイレクトメッセージ)と返信を間違ってしまったためナンパがバレてしまったが、TwitterのDM機能を使ってファンと接触を持ち、口説く芸人はいまだ絶えないようだ。
また本人に落ち度があるとは思えないが、トラブルに巻き込まれてしまったのが南海キャンディーズの山里亮太。初期からのAKB48ファンである山里は、ことあるごとにその魅力を語ってきたことから、ブレイクに一役買ったと言っても過言ではない。AKB48のイベントではMCを務めていることから「関係者」としてライブに頻繁に通っているが、それが一部の熱狂的ファンから反感を買うことに。AKB48の公演を見たと記したブログには「AKBに近づきすぎ 公演行けない人のこと考えろよ、まじ腐ってんね」、「職権乱用うざい」といったコメントが殺到し、炎上するハメに。さらには殺人予告にまで発展する騒ぎとなった。
最近は大桃美代子がTwitterで「元夫と麻木久仁子が不倫をしていた」と暴露したことで、麻木は緊急記者会見を開くなど、一歩間違えれば大きなスキャンダルに発展することもあるだけに、芸人のみなさんには感情や欲望に流されることなく、ネットを正しく健全に使用してほしいものだ。
『マンスリーよしもとPLUS (プラス) 2010年 12月号』
吉本芸人のツイッターはつまらない、って言われているよ
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