長瀬智也だけじゃなかった! ”FNSドタキャン騒動”で発奮したアノ人
スポーツ紙などでも報じられ、話題を呼んだ「玉置浩二『FNS歌謡祭』ドタキャン騒動」。12月4日、フジテレビ系で生放送されたこの番組では、玉置が書き下ろした曲「NaNaNa(太陽なんていらねぇ)」をTOKIOと安全地帯がコラボレーションする予定だったのだが、玉置は「体調不良」を理由に現場に姿を見せず、結果、TOKIOメンバーのみで曲を披露することになった。
曲中「玉置さん! 玉置さん! まだ間に合います!」「いまハプニング映像が映し出されています。しかし! この後まだすばらしいゲストが登場するのでチャンネルはそのままでよろしくお願いします」「ジャンプ! ジャンプ! このままじゃ終われない~!」と絶叫する長瀬をそのままに、画面は曲の途中で不自然にCMへ突入。結局、この発言から、玉置が会場に来なかったことがバレてしまったワケで、放送直後からネット上では「何あれ、悪ノリしすぎ」「長瀬が余計なこと言わなきゃドタキャンなんて騒がれずに済んだのに」という安全地帯ファンからの批判が浮上。しかし一方では「長瀬乙!」「良くやった」「長瀬にロックを感じた」「好感度上がった」という賞讃の声も多く寄せられるなど波紋を広げた。
そんな騒動を知ってか知らずか、12月8日マリンメッセ福岡で行われたKinKi KidsコンサートのMCで、長瀬の親友でもある堂本光一と剛が、この日の”裏話”的なエピソードを披露。さらなる長瀬の男気が明らかにされた。
この出番の10数分前に、いきなり光一のいる楽屋を訪ねてきたという長瀬。
「光ちゃ~ん! この格好どうよ?」
と、どうやらこの段階では、自身の扮装(ストールをバンダナ風に巻いた玉置のマネ)を自慢しに来たようなのだが、そのうちスタッフが「玉置さんが来ない!」とバタバタ騒ぎ始めた。結局「スミマセン……。玉置さん、いらっしゃいません」とスタッフから泣きが入り、急きょTOKIOのみでステージへ向かうことに。本番わずか数分前の決定ということもあり、普通なら多少は動揺するものだと思うのだが、長瀬は「よっしゃ。オレやってやるぜ!」と逆にスイッチが入ったのかテンションUP状態でずんずんステージへ向かって行ったという。
その後の展開はテレビでも放送されたとおりだが、実はCMに突入してからも長瀬の勢いは止まらず、剛曰く「チェ・ゲバラかと思うくらい」「国を統一するかのような勢い」で、「みんなも一緒に叫んで!!」などと客席を煽り続けていたという。その間、あまりにもジャンプしすぎ&ノリまくっていたせいか、なんと持っていたギターのネック部分がポキリと折れてしまったというから衝撃だ。
「だからあいつ、CM明けにギター持ってなかったでしょ?」
「あれ、良いギターだったのに。もったいない」
と、そのシーンを思い出しつつ笑うKinKi Kidsのふたり。そんな長瀬のハイテンションぶりにつられ、剛も周囲のアーティストを促して席を立って煽りにのっていたのだが、次なるアクションを起こしたのが、なんと城島リーダーだったという。ステージにおいてあった玉置のギターをおもむろに手に取り、カッコ良くかき鳴らしたそのとき……。
「ジャーンってやったら、それきっかけみたいに演奏終わっちゃって(笑)」
「もう、面白くてしょうがなかった」
ふたりの予測では、おそらく松岡と山口がわざとそうしたのでは……? とのことだが、とにもかくにもこの場を盛り上げようとするTOKIOの頑張りのおかげで、会場の空気が和んだことだけは確かなよう。ただひたすら、本能のままに突っ走る男・長瀬智也。番組プロデューサーの”きくちP”も、7日付のブログ「きくちPの音組収録日記」では、「TOKIOはいつも『FNS』の生演奏をたのしんでくれるから、客席をたのしんでくれるから、最高です」「長瀬智也の男気はかっこよかった!」と絶賛しており、今回の騒動が、数多く持つ彼の”伝説”のひとつとして追加されたことは間違いなさそうだ。
『NaNaNa(太陽なんていらねぇ) [Single, Maxi]』
茂もロックじゃ~ん!
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