森且行と同じ処遇? KAT-TUNの映像から赤西仁をカット!
昨日9日、全米ツアーを終え帰国した赤西仁。その帰国会見の席で、ワーナーミュージック・グループ及びワーナーミュージック・ジャパンとグローバル契約を結んだことが発表された。来春にもJIN AKANISHIの名義で全米デビューするという。シカゴ、サンフランシスコ、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨークで行った全米5大都市ツアーは「自分でびっくりするくらい感触がよかった」と語り、自己紹介も英語でこなすなど気持ちはすでにデビューに向かっているようだ。
順風満帆にソロアーティストととして活動を進めている赤西だが、今年8月31日に正式に脱退するまで所属していたKAT-TUNのメンバーとしての歴史が”なかったこと”にされる可能性が高まってきている。
それが証明されたのは、12月6日放映の『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)でのこと。”ランキングスペシャル”と銘打ったこの日の放送で「2006年にCDを最も売り上げたアーティスト」として当時のKAT-TUNのステージ映像が流されたのだが、ご丁寧にもその中に赤西の顔や姿が映りこまぬよう、細かい編集処理がなされていたのだ。
これに対しネット上では「この前までは映してたのに、急に編集なんかしちゃって!」「泣きたい」「これからこういうのばっかりなんだろうな。寂しい」など嘆きの声が続出。本人の意志で脱退したとは分かっていても「そこまでしなくてもいいのに……」「まるで悪いことをした人のよう」とショックを受けたファンが多かったようだ。
「ジャニーズ事務所は、かつてSMAPを脱退した森且行にも同様の処理を行ない、彼の存在自体を徹底的に”なかったもの”にしようとしてきました。『大人げない』などとさんざん批判はされていましたが、実際いまの若い層には、 SMAPがもともと6人だったと知らないファンも多く、そのやり方はある意味成功しているといえるでしょう。フジ側の勝手な”配慮”という可能性もありますが、ジャニーズにべったりのフジですから、怒らせるようなことは絶対にしないはず。となれば事務所の意向を反映して……と考えるのが自然でしょうね。今後、他局もこれに倣って赤西の映像を控えることになる可能性は高いのでは」(芸能プロ関係者)
芸能界を離れ、オートレースの世界に転身した森と、ソロになったとはいえ事務所に未だ在籍している赤西が同様な扱いを受けるというのも不思議な気はするが、KAT-TUNは5人のグループとして、赤西はソロとして活動していくという事実を強化したいのだろう。
凱旋公演を控える中、このような事務所の対応にファンの不安が広がっているが、当の本人は全米デビューにあたり「アメリカの一流クリエーターやプロデューサーらとのコラボレーションをも熱望」していると伝えられている。せめて過去の映像だけでも6人のKAT-TUNを、と願うファンの気持ちはまたしても踏みにじられてしまうのだろうか。
こちらには初めっから映っとりません。
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