3男は一家のタブー? 「女性セブン」が追った小泉ジュニアの現在
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第54回(11/25~11/30発売号より)
今週の「女性自身」で、作家の室井佑月が痩身エステについて書いている。全身痣だらけになるという怪しいエステ。かくいう私も、同じエステに行っている。室井本人からその痣を見せられた時は、マジでDVかと思った。でもどんどん痩せる彼女を見て、自慢する奴を見て、私も決意したのだった。4、5キロは痩せた。年内あと3キロ痩せるぞ!(私事ですみません)
1位「草なぎ剛『40歳じゃ遅い』いよいよ始まった真剣マル秘婚活」(「週刊女性」12月14月号)
2位「海老蔵 女に”色目”男に”高圧”『オレ、何するかわからないヨ!』」(「週刊女性」12月14日号)
3位「小泉進次郎議員 『絶縁の弟』と25年目の和解」(「女性セブン」12月9日号)
SMAPの草なぎ剛が婚活、ってホンマかいな。これまでメンバーの中で、唯一女性問題が語られていないのが草なぎだ。そのためゲイ説や、マネジャーとの年の差恋愛説、ゆうこりんが本命などという妙な噂が出ては消えていたほど。そんな草なぎが本気で婚活!! 「週女」の記事によると、その根拠は以下のとおり。
映画『僕と妻の1778の物語』完成披露会見で、結婚について「誰かいたら」と異例のコメントをした。関係者に「そろそろ結婚しないとダメだよなぁ」「婚活しないと」などと発言。占いで結婚について聞いていた。木村拓哉の家に行き、影響された。香取慎吾に任せていたお金の管理を、自分でやり始めた。バランスを考えた自炊をするようになった――。
うーん。ちょっとこじ付け気味である。記事によると草なぎは友人から「子供が欲しいことを考えると、そろそろ結婚したほうがいい」と急かされてもいるらしい。また、子どもか。松平健か!? 「週女」の記事から分かったこと。それは草なぎに結婚を考えるような恋人がいない、ということだった。
ワイドショーで連日大きく取り上げられているのが、市川海老蔵への暴行事件だ。朝、酩酊状態で帰宅した海老蔵は、顔面に大怪我を追っており、病院へ救急搬送された。左頬にひび、鼻は陥没骨折、前歯を折られるなど、全治6週間だという。かなりの重傷だ。
当初、海老蔵が「酔っていて分からない」などと詳しい説明をしなかったり、被害届けが遅れたことで謎が謎を呼んだが、現在は26歳の知人に逮捕状が出されている。来週には真相も明らかになるだろう。
そんな中、「週女」では海老蔵の酒癖、女癖の悪さをクローズアップしている。これまでも海老蔵の酒癖の悪さは有名だったが、今回の記事はそれを具体的に記述し、納得させてくれて興味深い。「フレンドリーで誰とでも酒を飲める」「悪気なく空気を読まず割り込んでいく」「飲み比べをして、負けた相手をバカにする」「演技論の末の喧嘩腰」などなど。海老蔵のイメージそのまま。女からしたら、憎めないキャラだ。
さらに女癖では――。
「ここぞの時(青山の会員制レストランで)『オレ、今日は飲んだら何するかわからないヨ!』と囁き、部屋を取ってるんだ」だって! あの顔で、あの声で囁かれたら、ほとんどの女性はイチコロである。こんな事件を起こしても、憎まれないキャラ、それが海老蔵だ。日本の歌舞伎界の宝でもある。だから心配だ。顔面に麻痺が残らないのか、と。ビートたけしのようにならないか、と。
女性週刊誌にしては、なかなかのスクープだと思う。小泉家の最大の謎に迫った記事。元首相・小泉純一郎氏はなぜ、3男にだけ冷淡なのか。なぜ会おうともしないのか。
小泉元首相は3人の子どもがいる。長男は俳優の孝太郎、次男は政治家の進次郎、そして3男だ。純一郎は妻が3男を妊娠中、離婚した。それっきり前妻とも3男とも絶縁状態で、首相就任時に3男が面会を求めても、拒否するほどだった。長男と次男を溺愛しているのに、なぜ3男を無視するのか。
だが、最近になって兄弟3人は頻繁に会って会食するなど、兄弟の絆を深めているというのが「セブン」の記事だ。素晴らしいことだ。親が離婚しても、同じ母親から生まれたんだものね。だが「セブン」では、純一郎がなぜ頑なまでに3男と会おうとしないのかの理由は書かれていない。
ある政治記者がつぶやいた言葉を思い出した。「3男の存在は、小泉家を巡るタブーに繋がる」と。かなりディープな話だった。もし本当なら、純一郎がなぜ拒絶反応を起こすのか、少しは理解できる話だった。証明は困難。怖いから、お話はここまで。
何よ何よ、教えてよ~
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