「何でいまさら?」近藤真彦の不自然な「最優秀歌唱賞」受賞のウラ側
20日、年末恒例でもある『第52回 輝く!日本レコード大賞』のノミネート作品および各賞受賞者が発表された。最優秀アルバム賞にいきものがかり、作詞賞に「トイレの神様」の植村花菜など今年らしい顔ぶれが並ぶなか、ひときわ異彩を放っていたのが最優秀歌唱賞の近藤真彦。
現役ジャニーズでは最年長の「長男」として後輩からも慕われる存在ではあるものの、歌唱力という意味では後輩に負けているとも思われるレベル。歌手活動も一般的にはほとんど認知されておらず、ネット上では「なんで今さらマッチ?」「最優秀歌唱賞っていちばん歌がうまいやつじゃないのか」「レコ大の権威も地に堕ちたな」など、揶揄する声が溢れかえっている。
そもそも、ジャニーズ事務所とレコ大には長い因縁があった。1990年に所属グループ・忍者が最優秀新人賞を歌謡曲部門でなくポップス部門で受賞したことを「遺憾」として大晦日の生出演を辞退し、一線を画す関係に。以来「同じ事務所のタレント同士を競わせるのは忍びない」といった強引な理由を並べ立てて同賞レースとは疎遠になり、06年にSMAPが「世界に一つだけの花」で大賞にノミネートされた際も受賞を辞退していた。そういった経緯も、今回の受賞の不自然さに拍車をかけているのだが……。
「今年で歌手活動30周年の大きな節目を迎えた近藤。バラエティー『金曜日のスマたちへ』(TBS系)のスペシャル枠で自らの半生を振り返ったり、後輩タレントと絡んでのライブを行うなど積極的な露出を図っています。この優遇ぶりも、昔から事務所副社長であるメリー氏の寵愛を受けてきた彼ならでは。『ベストヒット歌謡祭2010 』(日本テレビ系)、『2010 FNS歌謡祭 』(フジテレビ系)など、年末の歌番組に連続して出演が決まっており、さらに先日は『のど自慢』に出演したり、『SONGS』への出演などNHKの番組にも積極的に出演する予定です。当然ながら嵐とのバーターで年末の『紅白歌合戦』出演も狙っているはずですよ」(週刊誌記者)
実際、長年歌手活動を続けてきたといっても、最近は趣味のレーシングに夢中になっており、歌手・近藤真彦としては若年層にはほとんど認識されていない状態。07年からは年に1度のペースでシングルを発売しているが、その売り上げが泣かず飛ばずであることは説明するまでもないだろう。また、記念コンサートやディナーショーもファンクラブではチケットをさばききることができず、一般でも無料で登録できるチケット販売サイト「Jticket」で扱われているのだが、29日に迫った公演もいまだに申し込みを受け付けている状態なのだ。
レコ大受賞に際して「30年ついて来てくれたファンやSTAFFも喜んでくれます」と喜びのコメントを寄せた近藤。ところが、そのファンですら「素直に喜べない。逆に30年を大きな力で踏みにじられたようで悲しい」と、多くの人が嘆きの声をあげている。ジャニーズ事務所も、こうした自己中心的で強引な力技が逆にタレントやファンの気持ちを傷つけていることにそろそろ気づいてもいいはずなのだが……。
マッチ先輩は腫れモノだからさ……
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