「犬のフンを片手に……」松岡昌宏と上島竜兵が語る『怪物くん』裏話
気さくで面倒見もよく、頼られたら断れない兄貴肌。そんな性分に惹かれる人も多いのか、交友関係の広さではジャニーズでも1、2を争うTOKIO・松岡昌宏。そんな彼と「松にぃ」「竜ちゃん」と呼び合う仲だというダチョウ倶楽部の上島竜兵が、松岡がMCを務めるラジオ『TOKIO NIGHT CLUB』にゲストで登場した。
そもそもの出会いは松岡が17、8歳の頃に出演したバラエティー番組『なるほど・ザ・ワールド』(フジテレビ系)。意外にも歴史は古く、バラエティーで共演することはあっても、ドラマで一緒になったのは今年4月の『怪物くん』(日本テレビ)が初めて。怪物くんのお供であるオオカミ男を上島が演じたのに対し、松岡は悪魔族・デモキン役として敵対する役柄ではあったものの、撮影中は誰も自分の楽屋に帰りたがらないほど和気あいあいとした現場だったそう。
さらに今回、他のドラマと違ったのは子どもへの影響力。特殊メイクを施した松岡はかなりの迫力だったため、スタジオに遊びに来たスタッフの子どもに泣かれていたとか。さらにはこんな災難も……。
「俺、犬を散歩させてて、幼稚園児に思いっきりグーで太もも殴られたからね」
「怪物くんをいじめるなー! って言われて。(メイクも)してないのに」
「しかも、パッと見たら目に涙をためてるんだよね」
そんなかわいい「怪物くん」ファンの襲撃を受けた松岡、あまりにも一生懸命な姿を見て「これは夢を壊しちゃいけない」と判断した結果、
「犬のフンを片手に持って犬を抱っこしてさ、『ハッハッハ! バカ者めー!』って言いながらいなくなったんだけど(笑)」
と、あくまでもデモキンになりきったまま、その場を去ったという。そんなサービス精神の塊のような行動には、上島も「夢、壊してはないけどつらいとこだね」とちょっぴり同情した様子。それでもそれだけドラマが浸透していたということに加え、役柄に徹していたという証明にもなるのだから、むしろ自慢してもいいのかもしれない。
現在、ドラマ『新美味しんぼPART4』(フジテレビ系)への出演を控えている松岡。こちらのドラマでは、いい形での役得が欲しいところだが……。
マボの交友録、マジひろくない?
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