タレント性は認められているのに……半田健人に付きまとうよからぬ評判
生前の阿久悠をも唸らせるほど、昭和歌謡に関する膨大な知識量で、多くの番組に露出していた半田健人(26)。その博識ぶりもさることながら、『仮面ライダー555』(テレビ朝日系)で主演を務めるなど、甘いマスクを武器に女性ファンを獲得していた”イケメン俳優”の一人。だが、芸能界ではよからぬ評判が付きまとっているという。
彼の興味の範囲は広く、「昭和歌謡」「ビル」「鉄道」とさまざま。芸能人とは思えない深すぎる知識で、2年前は”期待大の若手タレント”として業界大注目の存在だった。”知識バラエティーブーム”の追い風に乗っていた彼だが、現在は各局から”使いづらいタレント”の上位にランクされているという。
彼が傲慢で扱いにくいかというと決してそうではない。むしろスタッフ受けのいい気さくな青年として現場の評判は上々。では、なぜこんなことになってしまったのか。以前、半田と一緒に仕事をしたというテレビ局ディレクターが語る。
「マネジャーですよ。マネジャーというか事務所の社長のN。四十前後の男なんですが、現場に帯同しているそのNが、各所で騒動を引き起こしているんです。以前も番組の本番中、いきなり関西弁で怒鳴り始めたんですよ。言い分を聞くと『共演者のコメントが、半田のコメントと被ってるやろ!』とすごい剣幕で騒いだんです。他の共演者も唖然。スタジオの空気も悪くなるし」
Nとしては半田をかわいがる余りこういった行動をとっているのだろうが、事態は徐々ににエスカレートしているという。
「日本テレビ系の『おもいっきりDON!』で出演をボイコットしたこともあります。前週の内容が気に入らないとのことで、いきなり『今週は出ない』と通達。なんと後日、半田君が一人で日本テレビのある汐留まで謝りに来ました」
さらにラジオの現場でも一悶着あった。
「ラジオってスタジオ内はパーソナリティーと放送作家の二人だけになるんですけど、それが気に入らなかったみたいで(笑)。『作家が半田に親しそうに話しかけるのが気に入らない。あいつをクビにしろ』と、もはやギャグの域ですよ(笑)」(ラジオ局員)
ここまでくると、N氏が半田を恋愛の対象として想った挙句、嫉妬心でこの狂態を演じていると見る向きもあるが、前述のディレクターもラジオ局員も「そうではない」と口を揃えて言う。
「Nは結婚してますし(笑)。思うに単なる”業界ルール無視の傍若無人”……これに尽きます」(ディレクター)
「傍若無人」といえば、別の関係者はこうも語る。
「ギャラをふっかけてくるんですよね。半田クラスのタレントはそんなに高くない。むしろ安いのを逆手にとって露出させるべきだし、他の芸能事務所なら割り切って露出の戦略を立てます。しかしNさんは『これでは安すぎる。話にならん』といってごねるんです。二言目には『ウチの半田はそんなに安い男やない』と横山やすしばりに言うそうで(笑)。そうなると局としては『もういいです』となりますね」
N氏のあまりに勝手なふるまいに、半田に移籍を勧める関係者も少なくないというが……。
「事務所との契約内容が複雑らしい。また半田君も天才肌にありがちな”事なかれタイプ”で、『泥を被るくらいならいいです』と移籍にそんなに積極的ではない。それが一番の問題です」(某関係者)
N氏は、かつて”ドラマの天皇”と言われた故・久世光彦の下で働いていた過去があるという。久世のテレビ局の人間への接し方を間近で見て”受け継いで”しまったようだが、テレビ局関係者ととともに番組を作り上げるタレントを預かる身としては、行き過ぎた行動と言われてもおかしくない態度だ。秋の番組改編によってレギュラーが増えた半田だが、彼を生かすも殺すもN氏次第と言ったところか。
(象苗寺一也)
ガンバ!
【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】
・移籍先が決まらない! KABA.ちゃんを救った若槻千夏の鶴の一声
・新恋人に溺れて……中島美嘉が長年出演したCMを降板
・芸能人の新夜遊びスポット誕生! あのイラストレーターが早くも女を物色!