「滝沢は最高のパートナー」2年半ぶりのツアーで、今井翼が感極まる
ユニットとしては約2年半ぶりとなる、タッキー＆翼のライブツアー『滝翼祭』が10月10日から名古屋・日本ガイシホールを皮切りにスタートした。それぞれのソロ活動量に反比例するかのように、ユニットでの仕事がすっかりご無沙汰だったこともあってか、開演前には待ちきれないファンのコールが会場中に響き渡るほど。しかし、そんな熱気に負けず劣らず、タッキー＆翼のふたりもテンションMAX状態だったようだ。
「夢物語」「Ho!サマー」「REAL DX」など、ノリノリのダンサブルな曲でファンを煽りまくり、11月24日リリース予定の「愛のタカラモノ」をはじめ、「滝翼音頭」「ありがとう」などの曲を初披露。さらにお互いのソロ曲を交換して歌うといったユニットコンサートならではの演出に、ファンも酔いしれた。
2年半ぶりという期間はファン以上に、本人たちも長く感じていたようで、「前日は緊張してなかなか眠れないまま、5時に目が覚めちゃった」と滝沢が言えば、「夜中、トイレに3回も起きちゃった」と翼が明かすなど息もぴったり。さらに、MCでは6、7年ぶりにふたりきりで食事に行ったというエピソードも披露。「水入らずで話したい」との思いから、焼鳥屋の個室を予約したというのだが……。
滝沢秀明「あのときさ、ぶっちゃけ気まずかった？」
今井翼 「気まずいっていうか、とりあえず間は禁物だなと。何とか共通の話題を次々探して」
滝沢「俺たち、話題が分単位というか秒単位で変わってくからね」
翼 「ぶっちゃけ、滝沢の言葉なんてあんま耳に入ってなくて（笑）。とにかく次に何話そうかなと」
そんなぎこちない風景が信じられないくらい、コンサートでは抜群のチームワークを見せてくれたふたり。食事会ではこれからのタッキー＆翼についても語り合ったそうで、今後の展開もに期待が持てそうだ。
さらに最後の挨拶では「改めてこの日を迎えられたことを心から感謝しています」と感謝の言葉を述べた翼が、「皆さんには約2年半の間、本当にいろいろ不安な思いを……」と続けたところで感極まり、声をつまらせる場面も。この2年半、タッキー＆翼としての活動を心待ちにしていたのは、ファン以上に彼ら自身だったのかもしれない。
「みんなが諦めずに待ってくれていたことが、今日のこの日に繋がったんだと思います」
「最後に最高のパートナーである滝沢と出会えたこと、皆さんと再会できたことに心から感謝しています」
最後はふたりで手を取りあい、笑顔で会場を後にしたタッキー＆翼。コンサート中にファンを喜ばせた「来年春にはまたツアーがやりたい。これから交渉してみます！」という宣言も本当に実現されるのかもしれない。
売り上げが次回のコンサートにつながるはず！
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