レディー・ガガと愛娘を救った、ブルース・ウィリスの生肉カツラの真相
映画『ダイ・ハード』シリーズで等身大のヒーローを演じるなど、アクションスターとして世界的な人気を誇るブルース・ウィリス。15日に全米公開される、ブルース主演の新作アクション・コメディー『RED』も大ヒット間違いなしと言われている。ブルースは今、同作のプロモーションであちこちを飛び回っているが、とある深夜番組で頭に生肉をコンモリ盛って登場。彼らしいシュールなギャグだと大絶賛されている。
ブルースが生肉を乗せて出演したのは、アメリカで最も人気がある深夜トーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』。「レディース・アンド・ジェントルメン、ミスター・ブルース・ウィリスです!」と紹介されると、ブルースは頭に真っ赤な生肉を乗せながら登場した。
全米ナンバーワンのコメディアンとされる司会者のデイヴィッド・レターマンから、「髪、染めたいのかい?」と聞かれたブルースは、「いや、100%自然な、ね」「ミート・ヘアピースなんだ」と真面目な顔で回答。表情を崩すことなく「インスパイアされたのは……えっと、あのクレージーな女の子。名前なんだっけ?」と考え込み、デイヴィッドが「レディー・ガガ?」と助け舟を出すと、「ガッガッーッ!!」と絶叫。声のトーンを戻して「これは、レディー・ガガにインスパイアされたんだよ」「100%最高級サーロイン肉のひき肉で出来ているのさ」「これが、また頭にぴったりフィットするんだよ」と自慢気に語った。
呆気にとられているデイヴィッドを気にかけることなく、ブルースは「シャワーも特に問題ないしね」と発言。「えっ、それ乗せたままシャワーするの?」と驚くデイヴィッドに、「泡立てて、リンスして。繰り返し、ね」「揉みほぐすことも忘れずに、ね」と語り、「フゥオッ~ッ」と雄叫びをあげた。
そして、ソファーの横に用意してあった紙袋からフォークを取り出して、頭の肉に塩・コショウを振りかけながら、「夕飯、まだだろう?」とデイヴィッドに食べるよう催促。フォークで肉を取られる瞬間は、「おっと、気をつけてな。お手柔らかに」と笑みがこぼれたものの、真っ赤な生肉をフォークに乗せ戸惑うデイヴィッドを、真剣な眼差しで見つめ「カモン!」と挑発した。
コメディアンとして引けないデイヴィッドは、意を決し肉を口に放り込んだが、すぐに立ち上がり「ちょっと待って」というジェスチャーをしながらバックステージへ。ブルースも、真面目な顔でデヴィッドの人差し指を立てる仕草を真似するなど悪ノリし、観覧客の笑いを誘っていた。
ブルースがインスパイアされたというレディー・ガガは、先月開催されたMTVミュージック・ビデオ・アワードの授賞式に生肉ドレスを着て舞台に上がり、物議を醸した。ガガは、「自分が信じる思想や権利のために戦わないと、私たちは骨についた肉っきれ程度の権利しか持てなくなってしまう、と表現したかった」と弁解しているが、動物愛護団体PETAが出した「グロテスク以外の何物でもない」という声明と同じ印象を受けた人が大半だったとされ、今なお、冷たい風当たりを受けている。
誰もが知っているレディー・ガガの生肉ドレスを、ハゲをオープンにしているブルースが「生肉の赤=映画のタイトルのレッド」とかけ、身を徹したアメリカン・ジョークとして披露したことは、アメリカ人の笑いのツボを見事刺激した。このギャグのおかげで、ガガへのバッシングも終息するだろうとも言われている。
ブルースには、元妻デミ・ムーアとの間にもうけたガガと同年代の長女ルーマーを筆頭に3人の娘がおり、彼女たちとの会話の中でアイデアを得た可能性が高そうだ。ちなみに、ルーマーは先日2年間交際していたモデルの彼と破局したばかり。もしかして、今回のシュール過ぎる生肉テンコギャグは、愛娘を元気づけるのためのものだったのかもしれない。
茶目っけより、食欲に走っちゃうんです
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