『うたばん』最終回前夜、感傷的になった中居正広がアノ人に電話!
SMAP・中居正広ととんねるず・石橋貴明による軽妙なかけ合いが人気を博していた音楽バラエティー番組『うたばん』(TBS系)。嵐・大野智と中居による「下克上バトル」や、NEWS・関ジャニ∞の錦戸亮を「顔の形が似てるから」と「足の裏」呼ばわりするなど、他番組では見られないジャニーズタレントいじりもファンにとっては魅力のひとつだった 。しかし、ここ数年は視聴率不振に喘ぎ、4月に放送時間を変え『ザ・ミュージックアワー』としてリニューアル。しかしながら、視聴率は5%前後とさらに低下、わずか半年後の9月14日には最終回となった。
1996年にスタートしてから、実に14年間の歴史を誇ってきたご長寿音楽番組の終了だけに、番組ファンにとっては非常に寂しいところ。その想いはMCを務めた中居も同じようで、自身のラジオ『Some Girl’ SMAP』(ニッポン放送)で心境を語ってくれた。
「こんなこと言うのあれなんですけど、バラエティーの終わりってすごく寂しいものがありまして……」
ドラマや映画など、撮影期間が数カ月とあらかじめ決まっているものは、作品の評判良きにせよ悪きにせよ否応なしに終わりがやってくるもの。それに対してバラエティーは、「周りの評価が思わしくないっていうか、あんまり評価されてないって風になんないと、終わらないんですよね」と語り、番組最終回の話を聞いたときは一抹の寂しさを感じたという。
実は、この日のラジオ収録日は、たまたま『ザ・ミュージックアワー』最終回の収録と同日。前夜はさまざまな想いがこみあげ、なかなか眠ることができずいつの間にやら5時半になっていたと語り、感傷的になったせいか、普段はほとんど電話などしない石橋に「石さん(※石橋)も同じ思いで眠れてないんじゃないかな?」と 電話してしまったのだとか。しかし、石橋はすでに寝ていたようで電話には出ず……。
結局、朝日を眺めながら「あ~、今日で最後だ~」「こんな冷たい男でも、こんな感情とかあるんだ」などと感慨にふけっていたという。
そもそも、トーク番組のMCは10代の頃から夢見ていた仕事のひとつ。今でこそ紅白の司会を担当するなど司会者としての実力を認められている中居も、番組スタート当初はまだアイドルとしてのイメージのほうが強かった。それだけに、とんねるずの石橋と組むことは想定外。
「多分、石橋さんは先に決まっていて、あとは誰を組ませるかって……。何人かの名前が挙がってたんでしょうけど、(当時の自分を)受け入れてくれた石橋さんにはもう……深く感謝しなきゃいけないなとは思いますね」
アイドルとお笑いのふたりが組むことでどんな化学反応を起こすのか、誰も予想がつかないまま番組はスタート。
「今、振り返ってみると、基本的には、僕と石橋さん任せの番組なんですよ。今、そういう番組って、やっぱすごく少なくて。大体VTR主体だとか、話や質問事項が決まってるってのがあるんですけども。台本があってないような感じで、ま、広がったら広がったで、後のやつは全部なくしてそのままやっちゃうような番組だったりしたんで。だからすごく、やりがいがあった番組なんですね」
「だからトーク番組とか司会とかを間違いなく、成長させてくれた番組ですし。もしかしてああいうのがなかったら、紅白とかもなかったかもしれないですし」
と、熱い思いを語った中居。『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)と同じ96年、中居が24歳の時にスタートし、14年間をともに歩んできたバラエティー番組の終了は一般人には想像もつかない寂しさがあったのだろう。ラジオでも「ライブも終わって、ミュージックアワーも終わって、(これから)どうやって過ごそうかな~」とぼやいていた中居だ が、MCの才能を生かせる新番組の誕生を心待ちにしたい。
俳優としての恩人はだぁれ?
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