2日前の告知にファンも複雑!? あのジャニーズグループのレアな海外公演
ファンからの愛がこもったサプライズ演出という思いがけない贈り物を受け、メンバーのテンションも最高潮、会場がひとつとなって感動のうちに幕を閉じたKAT-TUNの韓国公演。翌日には日本に戻り、通常の仕事をこなしたメンバーだったが、実は公演の翌日、バンドメンバーとして参加していたFiVeは現地に残り、初の海外単独ライブを行っていた。
会場となったのは、韓国の弘大(ホンデ)地区にあるライブハウス・ROLLONG HALL。弘大地区とは芸術学部が有名な弘益大学を中心とするエリア。大小いくつものライブハウスが集まり、アマチュアからベテランまで様々なミュージシャンがライブを行うなど、韓国のインディーズバンドの活動拠点ともなっている。海外からのアーティストもこの地区でライブを開催しているのだが、今回FiVeはジャニ ーズで初めてその仲間入りを果たしたことになる。
「ライブには200人弱の観客が集まったそうです。韓国人が多かったけれど、日本から駆けつけたファンも多数いたようですね。KAT-TUNのコンサートに参加してこのライブのことを知り、急きょそのままライブを見ていこうと決めた人も多いようですよ。アンコール含め15曲ほど披露したのですが、初の海外ライブとは思えない堂々としたステージで、メンバーも満足そうでした」(週刊誌記者)
以前から雑誌などで「海外でライブをしたい」と夢を語っていたFiVe。今回はその夢が実現したことになるわけだが、喜び半分の複雑な心境なのが、日本に残されたファンの子たち。というのも、ライブ開催についての情報をファンが入手したのは、2日前に行われたKAT-TUNコンサートのMC。メンバーからも「FiVeも初海外だからぜひ行ってほしい」「FiVeは本当いいやつらばっかり」などとエールが贈られ、コンサート終了後には会場でチケットも販売されたというが、それにしても急すぎる話。そのため、日本ではこんな嘆きの声も上がっていた。
「記念すべき初のワンマン海外ライブなんだから、私たちも駆けつけて応援したかったです。でも、あさって韓国で、なんて言われてもすぐに行ける距離じゃない。ジャニーズ事務所の急な発表には慣れているつもりだったけど、これは笑って済ませられないです」(20代のFiVeファン)
ライブでは韓国語での歌詞を交えたり、朝鮮民謡の「アリラン」を合唱するなど、FiVeらしいアットホームな盛り上がりを見せたという。事前告知なしでのライブ開催が事務所の意向なのか、「日本のファンの力を借りず、裸一貫で勝負したい」というメンバーらの気合の表れなのかは知る由もないが、自らの力だけで成功を収めたのは 今後の大きな糧となりそうだ。
ジャニーさん、前もって教えてよ!
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