コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第39回】

元「ジャニタレ・キラー」工藤静香が標的にした、若きジャニーズタレントとは?

2010/08/10 21:00
「週刊女性」8月24日号

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第39回(8/5~8/10発売号より)

 全国の高齢者が続々と所在不明に。まさに「真夏のミステリー」だ。家族の崩壊が叫ばれているけど、そんなこと今に始まったことじゃなかったんだな。ずーっと昔から、家族の問題はややこしかったってことか。

 それにしても親兄弟と30年間も連絡を取らない家族に何があったのか。肉親だからって気が合うとは限らないし、お金の問題、ギャンブル、暴力、嫁姑、異性関係など家族をめぐる問題は数限りない。くそ暑い関係だからこその”事件”かもしれない。

1位「皇后美智子さま『夕食のお誘い』に東宮家から音沙汰なし4か月」(「女性セブン」8月26日号)
2位「辺見えみり キム兄と暮らしたマンションでライダー俳優と半同棲撮」(「週刊女性」8月24日号)
3位「拓哉 札幌”出張中”に、静香が年下ジャニとデレデレの夜」(「週刊女性」8月24日号)

※「女性自身」は合併号のためナシ

 家族の問題は奥深くてややこしい。それは皇室たりとて例外ではないようだ。記事によると、愛子さまのいじめ問題に心を痛める皇后美智子さまは、長男一家を夕食に誘う。しかし4カ月経っても、長男夫妻からは音沙汰が無いらしい。

 これまでに天皇皇后と皇太子夫妻の”溝”は何度も報じられてきたが、皇室といえども嫁姑の問題とは無縁ではないのは当然だろう。

 私の女友人の多くは、姑が家に遊びにくると夫だけ置いて外出してしまう。お正月の挨拶さえ、なんだかんだと理由をつけて行かない。自分の実家には行くくせに。姑のことは決して嫌いではないらしいが、気疲れするし、面倒なのだとか。それはよく分かる。

 特に雅子さまの体調はよくない。精神状態も万全ではない。一方、次男一家は両親との交流が盛んだ。嫁姑も大変うまくいっているように見受けられる。長男の嫁と次男の嫁では、立場も責任も違う。皇室では特にそうだ。

 世の中でも、往々にして次男の嫁の方が義父や義母に甘えるのが上手い傾向にある。かわいがられる次男の嫁と、中々甘えられない長男の嫁。似たような話は世間にごまんとある。

 高齢者不明ミステリーも、こんな家族の行き違いの延長線上に一因があるのだろう。そうしみじみ感じさせる記事なのである。
 
 浮気の中でも最悪なのが”夫婦の愛の巣”である自宅に愛人を招きいれることだと思う。以前、知り合いの男が妻の外泊中に愛人を自宅に招き、愛人に妻のパジャマを着させ、ベッドインした――という自慢話を周囲にして、総スカンを食らっていたことがあった。

 今回の辺見えみりの熱愛発覚ではそんなことを思い出してしまった。元夫・木村祐一と結婚生活を送ったマンションで、別の男と半同棲しているのだとか。お相手は俳優の松田賢二。元夫と同じ芸能界の人間でもある。元夫と生活した場所で、新しい恋人と生活する――こうしたことに拘らない人間もいる。しかし抵抗のある人は多いはず。特にベッドは鬼門だ。

 ある女優は男が変わるたびに自宅のベッドを新調し、男の家のベッドも買い換えさせると聞いたことがある。昔の恋人が寝たベッドは、特に嫌だと思う人は多い。だから気になる。辺見えみりマンションのベッドは買い換えたのだろうか、と。えみりとキム兄は結婚直後から部屋の内装や配置などで喧嘩することも多かった。それが離婚の一因ともなったと言われているのだから、えみりの自宅への拘りも大きいと推察される。

 ベッドだけではない。キム兄は料理好きとしても知られる。お皿や調理器具などはどうなったのだろうか。そんな疑問が頭から離れない辺見えみりの半同棲発覚だった。

 キムタクの嫁と娘は今井翼の大ファン! なんてエキサイティングな情報なんでしょう。

 8月1日、東京・青山でジャニーズの今井翼主演のミュージカル『PLAYZONE 2010』が上演され、VIP席で工藤静香と娘が大興奮で鑑賞していたのだとか。夫のキムタクは同日札幌でコンサートなのに。夏休みなんだから、娘もお父さんの応援に行け! 静香にも「夫より後輩かい!」と突っ込みたくなる。

 しかもSMAPは事務所内でも他のジャニーズタレントとは一線を画す存在で、タッキー&翼とも微妙な関係と言われている。いいのか、それで。まあいいか。

 記事にも「娘さんたちもお年ごろですし、アイドルに興味を持ち始めたんじゃないですか? あの木村拓哉がパパなのに、ね」とのコメントがあるが、確かにその通り。日本のトップスターといえども、娘にとっては「パパ」という存在。悲しいかな熱狂する対象とはならないのだろう。

 とはいえ気になるのは工藤静香の動向だ。静香は結婚前、ジャニタレ・キラーとして名高い存在でもあった。まさか、とは思うけどね。

『お嫁さんの心得 「ほどよい距離」でお義母さんに愛される』

なにとぞ、なにとぞ献本を!!


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最終更新:2010/11/08 17:35
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