まだケリが着いてなかった!? マドンナの養子の実父は未練たらたら
歌手としてだけでなく、映画界でも活躍するマドンナ。慈善家活動も積極的に行い、アフリカから養子を2人迎え入れているが、昨年養子縁組したマーシーの実父が再びメディアに登場し、話題を呼んでいる。
英「Daily Mail」は、マドンナが昨年養子縁組したチファンド・マーシー・ジェームズ(以下マーシー)の生父が、マドンナに対して「(自分は)娘と一緒にいることが出来ないのだから、せめて写真を送って欲しい」と懇願していると報道。「マドンナが娘の面倒を見てくれることは喜ばしいことだが、父親としては胸を引き裂かれる思いだ」と語り、マドンナと直接コンタクトを取るために方法を探っていると伝えた。
マドンナは、2006年に訪問したアフリカのマラウイ共和国ブランタイヤ市の孤児施設で、マーシーと出会い、養子にしようと決意。養子を申請する外国人はマラウイに18カ月以上居住していなければならないとする同国の法規定を満たしていないと一度は申請が却下された。しかし、昨年6月にマラウイの最高裁は養子縁組を認める判決を下し、同年7月からマーシーはマドンナに引き取られ育てられている。
この裁判の渦中、「マーシーには一度も会ったことがないが、自分こそが父親」だと主張する男性ジェームズ・カムベワがメディアに初登場。マーシーの母親は出産時に死亡しているが、ジェームズは「マーシーも母親と共に死亡したと聞かされていた」と語り、「生きているのなら、この国で自分の手で育てたい」「マドンナに直接会って、養子縁組を取り下げるよう頼みたい」と訴えた。
マーシーの母親は13歳でマーシーを妊娠し、14歳で出産。未熟な身体での出産が原因で死亡したと見られており、生き残ったマーシーは孤児施設で育てられてきた。26歳になるジェームズは、21、22歳の時にマーシーの母親を妊娠させた計算になり、未成年者に対して性交渉を行った罪に問われるのを恐れてブランタイヤから逃げたのではないかと一部メディアで報じられたが、本人はこれを否定。
「恋人だったマーシーの母親を妊娠させたことで、一族から激しく罵られ村を離れた」「マーシーの母親も、マーシーも死んだと告げられ、村にいるのが辛くなった」と語り、「マーシーが生きていると知り、本当にうれしい」と、父娘の交流を持ちたいと切願してきた。
今年4月に、マドンナが1,500万ドル(約13億円)出資したマラウイ女学校建設式典に出席するため、長女ルルド、養子デービッド・バンダ、マーシーを連れてマラウイ入りした際にもジェームズはメディアに登場。「マーシーの親権を取り戻したい」「弁護士を立てて法廷で争うことも考えている」と強気な発言が飛び出し、注目を集めた。
しかし、現在、ジェームズは法廷で争う気持ちはないと明かしており、南アフリカ共和国で警備員として真面目に働き、お金を貯めて、将来娘に会いにロンドンへ行くことを夢見る日々を過ごしているという。
なお、マドンナはマーシーとジェームズを会わせる機会を設けても良いと思っているそうで、4月にも対面させる方向で話を進めていたが、ジェームズが南アフリカに住んでいるため会うことが叶わなかった、と一部メディアで報じられている。
マドンナは現在、監督第二作目となる映画『W.E.』の撮影のため、ノーメイク、ノーボトックスで、ジャージを基本とした服装でロンドンとフランスを股にかけ奮闘中。王位を捨て恋に生きたイギリス王エドワード8世と、アメリカ人のシンウソン夫人とのロマンスを描いた大河映画とあって期待も高く、相当なプレッシャーを感じているようだと伝えられている。
撮影現場には、『W.E.』で女優デビューするルルドや彼女に連れられたマーシーの姿が頻繁に目撃されており、マドンナと自然なキスやハグをするなど強い絆を感じさせる写真もパパラッチされている。子どもたちに癒される素のマドンナは、シワだらけでも「とても美しい」と評判になっている。
現在は、映画以外のことを考える余裕はなさそうなマドンナ。ジェームズとマーシーが交流できる日は、まだまだ遠いようだ。
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