芸能人すっぴんラッシュは女性ファンにむけたもの!?
日常的にメイクをしている女性が、人前で素顔、つまり”すっぴん”を晒すことはかなり抵抗のある行為だと言われている。それが女性芸能人ともなれば、専属のメイクさんがバッチリ顔を作り、さらにフォトショップなどの画像修正でいくらでも美しく補正できるだけに、なかなか”すっぴん”を拝見する機会はそうそうない。しかし、最近の芸能界ではちょっとした”すっぴんブーム”が続いているのだ。
ここ1カ月ほどの間に、ブログで”すっぴん”を披露してきたメンツだけでも結構な数になる。7月17日安倍なつみ、7月24日藤本美貴、7月26日佐藤江梨子、7月27日中川翔子、7月30日押切もえ、7月12日と8月2日仲里依紗、8月5日道重さゆみ、という調子で、女性芸能人が雨後の筍のごとく”すっぴん”というフィールドに出てきているのだ。佐藤江梨子にいたっては、すっぴん効果なのか、ブログが数日間に渡って繋がらない状態が続いていた。
「悲しいことに、女は化粧でいくらでも美人になります。いわば、顔をウリにするタレントにとって、すっぴんは最後の武器とも言えますね。自分に自信があるからこそ、できるワザとも言えます」(アイドルライターA氏)
A氏によれば、女性タレントが”すっぴん”を晒すのは、男性ファンに向けたものではなく、同性ファン、つまり女性ファンを意識したものが多いと断言する。
「女性は”カワイイ”に敏感ですからね。すっぴんがカワイイ女性タレントは、同性からの憧れを得てそれが支持に繋がるんです。男性ファンもすっぴんに興味はあるでしょうが、女性ファンの方へに向けての効果の方が高い。女性マーケットへのアピールです」(前同)
しかし、化粧をしていないすっぴん状態だとしてもすでに”お直し”が入っている可能性もあるという。
「整形したことで素顔に自信を持ち、好んですっぴんを晒すという心理も考えられますね。明らかに整形したと分かる目鼻でも、堂々と晒すことができるのは自己愛、ナルシシズムの一種なのでは」(美容ライター)
10年、20年前では考えられなかった女性タレントのすっぴん。ファンと距離が近いブログのおかげで、プライベートを秘密にするのではなく、逆にプライベートを公開して人気を保つ芸能界。謎に包まれた銀幕のスターというのは、遠い過去の話なのだろうか。
カツラを取った「すあたま」ブーム待ってます
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