ぶっちゃけ料亭女将&井脇ノブ子の眉毛にミヤネ屋騒然!?
今回ツッコませていただくのは、7月14日に放送されたぶ『情報ライブ ミヤネ屋』(よみうりテレビ系)。
この日は「国会議員ってどんな仕事?」をテーマに、前衆議院議員の井脇ノブ子をゲストに迎え、国会議員の収入や特権、新議員会館についてなど、国会議員に関するアレコレを掘り下げていた。が、チャンネルを合わせた途端、肝心のゲスト、井脇ノブ子のルックスの進化(?)に驚かされた。
ピンクのスーツはいつも通りなのだが、テッカテカのオールバックに、マジックで書いたような極太の眉毛。眉毛を落書きされた犬か、バカ殿のようである。さらに、浅黒く焼けた肌に、笑えば真っ白な歯がキラリ。
眉太ノブ子の登場に、こりゃ目が離せないと思って見ていると、いわゆる「料亭政治」について、赤坂の料亭の84歳女将に直撃したVTRが流れたのだが、この女将の話がすごかった。
料亭を訪れた顔ぶれの一部がスナップ写真とともに紹介される。三木武夫、田中角栄、宮澤喜一、森喜朗、後藤田正晴、海部俊樹、安倍晋太郎、渡辺美智雄、鈴木善幸……。ものすごい顔ぶれである。そんな面々を迎えてきた料亭と女将さんは、まさに「歴史の生き証人」である。
女将は言った。
「この家の中から、秘密は絶対漏れませんですから……」
これまでに、日本の政治の重要な局面が、この料亭で迎えられた。故・小渕恵三が総理大臣になることを決意したのもここだったという。ただ小渕さん、体調面に加え、資金面でも不安があった。このときに同席していたのが、鈴木宗男と加藤紘一。宗男が言った。
「わかった。命がけでオレが金を作る」
「政治家の取りまとめは僕がやる」と加藤紘一が言い、3人で竹下登のもとに挨拶に行ったという。女将さんが当時を振り返ってこう言った。
「そのころ鈴木宗男さんて、私たちはそんなお偉い方だと思ってないから、あの方にお金ができるのかと思ったんですけど、その後、いろいろ事件があったのを拝見すると、本当に捨て身でお金を作られたんだなぁっていうことが……」
「皆さん普通に一杯飲んでいるだけ」と言っていたが、こんな「普通」、ないです。さらに、竹下登が消費税導入を決めたのも、この料亭だったと女将は言う。決意した瞬間、竹下の目からものすごい勢いで涙が溢れ出たという。
「男のね、大変な偉大なる決断をするお姿を見せていただいてね……」
と、涙ぐみながら女将は言う。しかし、「絶対漏れません」なのに、こんなにしゃべって大丈夫? と心配になってくる。VTR明けにコメンテーターの岩本勉も、
「『ここからは絶対秘密が漏れません』と言われて、けっこう今のVTR、パンチ効いてましたよね」
と心配そうだった。ミヤネは、「女将さんは、もう、いいんです。生き証人ですから」ということにしていたが、時効扱いなんだろうか。
話は変わってこの議員特集の中で、「永田町の名物メニュー」として紹介された国会図書館食堂の「国会丼」500円。いわゆる「カレーと牛丼の合いがけ」の温泉卵のせなのだが、これは「牛丼を与党、カレーを野党、温泉卵を国民に見たてて、ねじれ国会を表現しているんだそうです」。そして、親子丼にカツを乗せた「新国会丼」は、「親子丼にトンカツを乗せ、”親子に勝つ”と。世襲打破を掲げた民主党の勝利を表現したそうです」。さらに、この新国会丼の一番上に乗ったグリンピースは、「”ピース”つまり”平和”、”友愛”を象徴しているんだそうです」。
この食堂メニューについてコメントを求められたノブ子さんは、最高の笑顔でこう答えてくれた。
「私は中華丼を食べました」
料亭についても、ノブ子さんははにかみながら、
「私は1年生議員だから、そんな料亭なんか行ったことないですよ」
と答える姿もまた、どこかキャラクターみたいである。そしてこの日は『ミヤネ屋』が放送1,000回という記念の回だったらしいのだが、ノブ子さんは拳を突き上げ、
「やる気、元気、ミヤネ屋!!」
と大サービス。そして最後に、
「はぁ~、楽しかった……」
と笑顔で一人つぶやいたミヤネ。宮根さんもノブ子に愛らしさを感じたようです。ノブ子の愛され力はひょっとしたら日本を明るくするのかもしれない!?
(太田サトル)
『親革命、子革命―修羅場で親子は泣いて笑った! [単行本]』
ノブ姉の2000年発表作
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