『フルハウス』の”ジェシー”が、裁判で未成年へのわいせつ行為を暴露される
3人の男たちが子育てに四苦八苦する姿を描いたハートフルコメディー『フルハウス』で、ハンサムな”ジェシーおじさん”を演じ大ブレイクした、ジョン・ステイモス。そのジョンから、大金をゆすり取ろうとし、FBIに逮捕された女性の裁判が12日に開始した。そこで、当時17歳だった被告とジョンが性的関係にあったと法廷で明かされ、世間に大きな衝撃を与えている。
この事件は昨年11月、ジョンがミシガン在住の男女から「2004年にフロリダでコカインを吸引した時の写真がある」「68万ドル(約6,000万円)で買い取らなければ、タブロイド誌に売却する」とゆすられたもの。ジョンはすぐに警察に通報。同年12月、受け渡し現場に現れた犯人は、FBIのおとり捜査官に逮捕された。逮捕時2人は写真3枚とジョンの携帯番号、タブロイド誌の電話番号が書かれた紙を持っていたと発表されたが、どんな写真だったかは明かされなかった。当時、ジョンは「後ろめたいことなど、何もしていない。だから通報したんだ」と発言。世間の同情を集めていた。
しかし、12日に始まった裁判の冒頭弁論で、女性の被告弁護士は突然「写真が撮影された04年当時、被告は17歳であったが、ジョンと性的関係にあった」と暴露。被告はフロリダのクラブで、ジョンに「自分の部屋に来ないか」とナンパされ、部屋の中でキスをし、ベッドに入ったと語りだした。
その後、ジョンは全裸になり、被告はパンツのみ履いた状態でバスタブに入ったという。ジョンは、被告に「オーラル・セックスをしてあげる」と誘ったが、被告が断ったためジョンは激怒。ベッドの柱を手で折り、部屋を出て行ってしまったそうだ。しかし、ジョンはその後被告に謝罪し、部屋で一晩過ごすようにと提案。被告は受け入れ、その後はメールを交換し合う仲になったという。
被告がゆすりのネタとしていたコカイン吸引写真は、この部屋で撮影されたもので、被告と一緒にいた女友達がストリッパーからもらったコカインを、ジョンがテーブルの上で吸っている姿をカメラで撮ったと述べている。なお、現在その写真は紛失してしまったとのことだ。この冒頭弁論について、ジョンの弁護士は「真実でないのだから、証明できるわけもない」と切り捨てた。
13日、証言台に立ったジョンは、元妻レベッカ・ローミンと別れた直後(離婚成立は2005年)、3人の男友達とフロリダへ旅行へ行き、クラブで被告に出会ったが「17歳だとは知らなかった」と主張。クラブは18歳以上でないと入れないこと、春休み中の大学生だと被告が言ったことを、そのまま信じたためと語った。被告とその後数年に渡り、メール交換していたことは認めたという。
また、被告が部屋に来たことは事実だが、部屋には10人以上の人が集まっていた状態で、バスタブなどでキスをしたり服を脱いだり、オーラル・セックスをしようと誘ったりしたことは「事実無根」だと断言。
しかし、レベッカから別れを告げられ、寂しい気持ちを抑えきれず荒れていたジョンが、18歳に見られる被告と性的関係になっても何らおかしくないない、との見解を示すメディアも少なくない。
フロリダ州の法律では、24歳以上の大人が、16、17歳の子供とオーラル・セックスすることは第2級強姦罪であり、最高で禁固15年に処罰される。「ひと舐め15年」と言われるこの件で、ジョンが今後どのような追及をメディアから受けるのかどうか、大きな注目が集まっている。
ミシェルと間違えたのかしら?
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