近藤春菜、新しい「じゃねーよ!」芸能人は「ミートボール」!?
今回ツッコませていただくのは、7月1日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)。
トークコーナー「はなまるカフェ」のゲストはハリセンボン。しょっぱな、七夕も近いということで、2人に短冊に願い事を書いてもらったという。早速MCの薬丸が動く。「TBSドラマに出られますように ハリセンボン春菜」と書かれた短冊を見ながらの、フリ。
「……アメリカのドキュメンタリードラマを撮れますように」
「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!」
絶妙。続けて、”TBSドラマに……”って書いてるでしょ、ということから、定番登場。
「あ、これは、『渡る世間は鬼ばかり』」
「角野卓造じゃねーよ!」
実際のところは泉ピン子の『女子刑務所シリーズ』に出演してみたいということだったそうだったのだが、このピン子からの「イズミ」つながりで、今度はレギュラー出演者の杉浦太陽が動いた。
「じゃあ一緒に泉元禰さんと一緒に出られれば……」
「和泉節子じゃねーよ!」
和泉節子はもともと「○○じゃねーよ!」シリーズ(?)でよく登場しているが(ここから「船場吉兆」の”ささやき女将”に広がっていくパターンもあり)、角野からピン子、ピン子からの節子、見事なパスワークだ。
こういったノリで次々に春菜をいじっていくパターンも、ますます定番化してきたが、見た目いじりといえば、サンドウィッチマン伊達の「こわもていじり」やトータルテンボス藤田の「アフロいじり」なんかも同じようなノリなのではあるが、春菜ほど共演者が一様にフり始めることはなかなかない。ちょい丸っこい有名人をふれば、多少のむちゃブリであっても、とにかく何でも「○○じゃねーよ!」と返してくれる反応の確実さとスピード、フる対象の見つけやすさなどなどから、誰でも気軽に参加(?)できそうに思わせるところが、共演者を楽しくさせちゃう理由のひとつかと思う。
これは天然だったのか、いじりの別パターンとして確信犯で言ったのかはわからないが、薬丸が言う。
「モノマネもね、ほんっとに持ちネタ多いですよね」
何かやってもらうムチャブリのつもりだったのかどうかはわからないが、春菜がこう返す。
「マネしたことは一度もないんですけどね。全部否定はしてるんですけど」
確かに。番組ではそんな春菜が否定し続ける相手の一覧を、”春菜さんが間違われる有名人の方々”という、微妙に固くて面白い見出しがつけられたフリップにして用意した。
<角野卓造、マイケル・ムーア、スーザン・ボイル、カンニング竹山、和泉節子、仲本工事、古田敦也、天野ひろゆき、サンドウイッチマン伊達、サンボマスター、マシ・オカ、シュレック、ミートボール>
本人も勝手に新しいの作らないで! とか言っていたが、すいません、ズラズラと並ぶおなじみの顔ぶれの中、一番最後の「ミートボール」ってなんですか? とうとう食べ物になっちゃった。どこ調べなのかは分からないが、本人の記憶にはないらしい。さらに、ミートボール→黒くて丸い、ということに、岡江久美子がなぜか変な気を使ってしまったのか、どっちかというと「白玉だんご」じゃないかという、「そこなの!?」ということを言いだし、ますますヘンテコな方向に広がっていく。
その後、見た目いじりのくだりから離れて、トークは進んでいき、春菜が最近美容番長・シルクに教えてもらったという、胸の間をこすり続けると、グレープフルーツの香りがする、という話をした。そのとき、再び薬丸が動いた。
「人によってミートボールの香りがするとかは?」
「ミートボールじゃねーわ! なんでこれでごはん食べないといけないの?」
♪ジャーラッチャッチャラ〜(CM前の曲)。完璧なタイミングだ。
今まで言ったことがないと言ってたミートボールたとえ、成立しちゃった。全然違う内容のトークになっている一方で、ミートボールに引き戻す。ミートボールを出すここぞというタイミングをはかっていたのか、薬丸さん。これでミートボールも正式に、たとえられたものリストに加えてもいいわけだ。
地味ながらも、初物のタイミングに立ち会うことが出来ました。
(太田サトル)
ヤっくんも大概にしなさいよ~
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