“まったく確証のない”不可思議な小林麻央の懐妊報道
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の”欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
第32回(6/10~6/15発売号より)
蓮舫行政刷新担当相の公設秘書が痴漢容疑で事情聴取されていたことが発覚した。6月2日の深夜、自転車に乗り女性のお尻を触ったのだとか。2日といえば、鳩山由紀夫前首相が辞任し、菅直人新総理の誕生直前の政局が大きく動いた時期である。
本人も容疑を認め、秘書を辞任したが、このタイミングはなんだかとっても怪しい。謀略か!? それとも本当にお馬鹿な公設秘書だったのか――。
1位「小林麻央『赤ちゃんデキちゃたかも……』」(「女性自身」6月29日号)
2位「スクープ TOKIO松岡昌宏『将来が見えない…』同棲6年半で恋人と破局!」(「週刊女性」6月29日号)
3位「AKB NO1大島優子 総選挙での”大逆転”を生んだ『父子家庭育ち』『芸暦14年』の辛酸」(「女性自身」6月29日号)
市川海老蔵と新婚ホヤホヤの麻央が御懐妊!? 本当だったら、そりゃめでたい。父・團十郎も、そして梨園にとっても慶事のニュースだ。
麻央は姉の麻耶にタイトルと同じセリフを告白したという。
「もしかして赤ちゃん、デキちゃったかも……」
だが、根拠はそれだけ。この発言にしても、芸能関係者による「又聞き」だ。麻央は海老蔵が公演中のロンドンに合流するため、成田空港へ。「自身」はここで麻央を直撃するが、「全然、全然」と一言で否定された。一体、この情報は本当なのだろうか。ロンドンまで直撃するほどの信憑性はないためか、どこぞのメディアが動いている形跡はない。
「自身」を読んでもまったく自信はなさそう。ただ、最近の麻央の全身写真2枚を掲載し、信憑性を高めようとしている意図は感じる。麻央の靴はローヒール。麻央のお母さんも冷静だ。「想像妊娠じゃないの?」だって。記事の真偽は――数カ月で判明するはずだ。
TOKIOはジャニーズの中でも地味だ(落ち着いてるとも言えるが)。松岡昌宏もイケメンなのにイマイチ地味。そんな松岡が長年同棲した一般女性と破局したという。
記事によれば、女性は既に30代。だが松岡は「アイドルだから」結婚の約束ができない。彼女は将来が見えなくなり、松岡の元を去ったという。よくある話だけど、納得がいかない。結婚しても全然問題ないじゃん。今さら「アイドルだから」って年でも存在でもないと思うけど。
TOKIOの山口達也も結婚したけど、何か影響があったという話はない。V6の井ノ原快彦は結婚してからの方が絶好調! 「アイドルの宿命」なんて自意識は最近は流行らない。30歳にもなって「アイドルだから結婚できない」って言われてもね。カッコ悪っ。長瀬智也あたりだったら影響があるかもしれないが、国分太一も城島茂もノープロブレム! 「アイドルだから」なんて言い訳してないで、決断しろ! モラトリアムな優柔不断グループめが!
芸能マスコミはアイドルグループ・AKB48の総選挙で大盛り上がり! 次回シングル曲を歌う選抜メンバーを決めるための総選挙だそうだ。うーー、白状します。彼女たちの顔と名前が一致しません。誰一人としてよく分からない。モー娘。あたりまでは分かるけど、AKBはお手上げです。人数多いし、同じ顔に見える。おばさんは皆そうだと、自分を慰めています。でも総選挙の模様は一応ウォッチしました。
前回の覇者でダントツ人気という前田敦子が、大島優子に僅差で敗れてしまった。2位に転落した前田敦子は「悔しい」と負けん気の強さを見せていた。メチャクチャ気が強そう。100人以上いるグループのトップは、こうでなくては務まらないんだろうな。
でもって新エースの大島優子は、両親が離婚した父子家庭で育ち、以前所属していたアイドルグループも頓挫したという苦労人だという。芸能界は家庭に問題があるほど成功する、という逸話もある。大島優子はそれにもピッタリだ。
と、ここまで書いて、二人の顔写真を眺めてみる。ごめんなさい、どうしても区別がつかない。プロデュースした秋元康、御年54を初めて尊敬した。
54歳で「ポニーテールとシュシュ」っていうセンスが……
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