沢尻の離婚騒動は出来レース？　背後に見えるブレーンの戦略とは

――サイゾーウーマン芸能特派員の梨元勝サンが、読者にだけコッソリ芸能界のウラ事情を報告してくれるよ！　おふざけナシのお話を、みんなちゃんと聞いておくこと～！

　離婚騒動が小康状態といった感がある。沢尻エリカ（24）は弁護士を立てたと報じられたが、連休明けまでは動けないだろう。また、夫の高城剛氏（45）だが、

「近々、ドバイからヨーロッパに仕事で行くので」

　と、先日インタビューをした後に語っていたが、もし出発してしまえば、弁護士とのコンタクトはとれないだろう。出発前に話をしたいと言っていても、沢尻が会うのを拒否している現状、どうにも展開しないだろう。高城氏が、即弁護士と会うとは考えにくい。ご本人は一貫して、

「夫婦なんだから目と目を合わせて話し合いたい」

　と繰返しているのだから。

　ただ、4時間インタビューした時の印象では、高城氏はしつこく引きずる感じではなかった。話が分かれば離婚をしてもいいと思っていると私はみた。

　これら一連の騒動から、藤原紀香（38）・陣内智則（36）元夫妻をまず思い出した。あの時も、離婚の第一報がまずマスコミに出て、紀香側は否定せず、紀香の実家の母親は陣内の女性問題をマスコミに語り、結果的には陣内の謝罪・離婚会見で終止符が打たれた。

　次に、竹内結子（30）・中村獅童（37）元夫婦を思い出す。あの時は弁護士を盾に争った。結果はご存知、竹内側の思い通りの離婚。

　両ケースとも、離婚の第一報の後は女性側が、夫とは一度も会わずに正式離婚となっている。

　私は、沢尻のブレーンはそのケースをお手本に話を進めていると思うのだ。この連休明けの動向にも注目だ。

梨元勝（なしもと・まさる）
芸能レポーター。法政大学社会学部卒業後、講談社「ヤングレディ」取材記者、テレビ朝日「アフタヌーンショー」レポーターを経て、88年より同局「やじうまワイド」「スーパーモーニング」のコメンテーターとして活躍。肺ガン闘病を経て2010年８月逝去。
・「梨元芸能！裏チャンネル」