アンナ・ニコル・スミスの使用済みパンティーが「eBay」で取り消し処分に
2007年2月、薬物過剰摂取により39歳の若さで死亡した元プレイメイトで女優のアンナ・ニコル・スミス。波瀾万丈な人生を送った彼女の衝撃的な死には、今なお多くの謎が残されている。そんなアンナが生前着用していた「使用済みパンティ」などが、先日インターネット・オークションに出品された。
米大手オークションサイト「eBay」に、アンナの使用済みパンティ、ランジェリー、ガーターベルト、スケスケ下着などを出品したのは、自称アンナの親友ジャッキー・ハッテン。彼女は、アンナが63歳年上の石油大富豪J・ハワード・マーシャルと結婚中に不倫関係にあったマーク・ハッテンの妹で、「出品は合法」だと主張した上で、「本物だと証明するため、私の直筆サインを付けてあげる」とまで言い放った。
出品したアイテムの中には、アンナがマークと裸で包まっている写真付きのベッドシーツ、使用済みでボロボロなチーク・ブラシ、半分使用してある真っ赤なマニキュア、バンダナ、バック、ネックレスなど、質屋で値がつかなかったものを手当たり次第に出しているのではないか、と思われるようなものばかり。バストサイズ102センチ、Gカップであったアンナのブラジャーも大量に出品されていたが、ところどころ黄ばんでいた。
使用済みパンティは最低価格500ドルに設定され、かなり強気に出ていたジャッキー。しかし、サイトに出品してから数日で取り消し処分となってしまった。eBayは、「我々のサイトで、使用済みパンティを出品するのは禁じている」「古着は取り扱うが、衛生的に問題があるものはお断りしている」と、取り消し理由を述べている。
なお、アンティークとして扱えそうな家具などは、世界最大手のセレブ・グッズ・オークショナー「ジュリアンズ・オークション」の主催により、6月26日に競売される予定。こちらのオークションには、アンナが実際に乗っていた単車ホンダ・シャドウ、メルセデス・ベンツ300SL(1992年もの)、アンナと息子(故人)の肖像画、馬などのブロンズ像、04年にプレイボーイマンションで開催されたハロウィーン・パーティでアンナが着用したピンクのラスベガス風ショーガール・コスチューム、アンナと結婚した1年2カ月後に大往生したJ・ハワード・マーシャルの肖像画など、比較的値がつきそうなものが出品されている。
テキサスのストリッパーだったアンナは、J・ハワード・マーシャルの後立てを受け、マリリン・モンローの再来としてプレイボーイで華やかにデビュー。テキサス訛りと美貌で人気を集め、デザイナー・モデルとしても活躍した。しかし、マーシャルと結婚してから叩かれるようになり、マーシャル死亡後は日本円で2,000億円ともされる遺産を巡る裁判で世間を騒がせるように。ストレスで激太りした彼女は、生活費のため出演した私生活を曝け出すリアリティー番組で再ブレイクしたが、彼女の奔放な生き方に眉をひそめる人が多かった。
亡くなる数年前、101キロまで増えた体重を、短期間で63キロまで落として話題を呼び、華やかな表舞台に立つようになったが、晩年は、長女出産3日後に最愛の息子を薬物過剰摂取で亡くすなどの悲劇に見舞われ、精神的に追い込まれ、薬に頼る生活を送っていたとされる。
アンナを死に追いやった薬の入手ルートをめぐり警察から起訴された元交際相手で弁護士であるハワード・スターンらの裁判は、現在も続行中。オークションの出品者の兄マークは、「目撃者」として警察から聴取を受けているが、ハワードから何もしゃべるなと脅迫されたと激白し、ニュースとなっている。
アンナの使用済みパンティ・オークションは幻に終ったが、死を巡るドラマは、まだまだ続きそうである。
『自宅で毎月100万円稼ぐ! ネットオークション制覇の極意』
パンティはさすがに、ねぇ?
【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】
・アンナ・ニコル・スミス、薬物にまみれた衝撃的すぎる死の真相
・ミーシャ・バートン緊急入院は精神病ではなく親知らずが原因!?
・「問題あり」「有害」とこき下ろしても、ロンドンっ子はブリトニーがお好き