赤西不在でも魅力的!? 公開リハーサルで見せた”新生・KAT-TUN”の過剰サービス
KAT-TUN初の試みとなるコンサートツアーの公開リハーサルが、4月28日、さいたまスーパーアリーナで行われた。一番人気のメンバー・赤西仁がLAソロ公演で不参加という不安を抱え、タイ、韓国、台湾での公演を含む初のワールドツアーを5人で行うため、事前に観客の反応を確かめてから作り込む形となった。
リハーサルといっても、チケット代は本公演よりわずかに300円安い、6,500円。公開リハーサルという新たな試みに、メンバーたちも「どのテンションンでやればいいのか、全く分からない」と戸惑いを隠せない様子。実際に、衣装替えや歌い出しが間に合わなかったり、セットが壊れたりと、本公演では絶対に見ることができないドタバタ感が見られたが、いずれもファンにとっては貴重な場面。
メンバーの田中聖は「作りかけのところを見せて本当にごめん。でも、今日来たお客さんだけに特別なものをあげるから」と語り、ファンのテンションは最高潮。田中の発言の通り、5人が客席の中をまんべんなく駆け回り、スタンドの観客席に飛び込んでファンとハイタッチを交わしたり、一般に先駆けて新曲『Going!』のプロモーションビデオを公開したり、とファンサービスも充実していた。
「いつものコンサートよりファンとのカラミも多くて、サービス精神に溢れていましたね。私は亀ちゃん(亀梨和也)を至近距離で見て触ったんですが、まつ毛が長いわ腹筋割れてるわで、あまりの美しさに大興奮(笑)。今回はKAT-TUNの芸能人オーラを間近で感じて、仁以外の魅力を再発見した人が多いと思います。でもアンコールの時に走りながらボールと一緒に投げていた物をよく見たら、メンバーがその場でサインした色紙を客席に投げていたんです。必死なのは分かるけど、サインで気を引く発想は痛々しかった」(観覧したファン)
赤西不在の穴を埋めるべく、過剰サービス気味に頑張っていたが、脱退説が囁かれる赤西の話題は最後まで一切出なかったという。
「『世界の壁』って歌詞が出てくる新曲の『Going!』は仁への応援歌のような気がして感動したけど、もともと仁はいなかったんじゃないかと思うほど、5人で一致団結してましたよ。KAT-TUNの歌唱力は仁がいないと物足りないんだけど、仁がいないほうがダンスは揃ってた(笑)」(同上)
Jr.時代から「ダンスが揃わない」ことに定評があったKAT-TUNなだけに、これは好材料!? 赤西が歌うパートはメンバーが交代で担当し、赤西不在でもファンを満足させられるステージを作り上げているようだ。そんな”新生・KAT-TUN”を見られるツアーは、5月2日の朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンターからスタートする。
PVが爽やかなのよね!
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