顔面流血の滝沢秀明にさらなる受難! チケットの売れ行きが……
4日に初日を迎えた滝沢秀明主演&初演出の舞台『滝沢歌舞伎−TAKIZAWA KABUKI−』。『新春滝沢革命』が幕を閉じてからわずか2カ月後の上演という過密スケジュールのなかでも、本人は初めて演出を手がけることもあってやる気満々。翌5日には、2006年の『滝沢演舞城』から数えて通算200回目の公演を達成したことから出演者による人文字で「200回」の文字が浮かび上がる演出も披露され、客席から惜しみない拍手が送られた。
「まさに滝沢ワールド全開の夢のような時間でした。『皆さんのおかげで200回を迎えられました』と挨拶してくれて感動。右の眉毛あたりに絆創膏が貼られていて、傷も少し腫れていて痛そうでしたが、そんなことを忘れさせてくれる迫力のある演技でしたよ」(40代の熱心なファン)
最終リハーサルの最中、殺陣のシーンで接触し、右の眉毛とこめかみの間を、12mm切ってしまったという滝沢。大量に流血し、3~4針縫ったとのことで「美しい顔に傷が残るのでは……」「すぐに動いて大丈夫なのか?」と心配の声も上がるなか、会見では「自分が演出家として作ったステージ。だから自分が怪我をしたからって理由では変更したくないんです」と強い口調で断言。ジャニーズ公式携帯サイト「Johnny’s web」の連載「滝沢連合」改め「滝沢歌舞伎」でも、「心配かけたけどもう心配無用です(略)客席からの心配はキャストにもダイレクトに伝わるし、明るい滝沢歌舞伎に一緒にしましょう。よっしゃ~まだまだぶっ込んでいくぞ!」とファンに語りかけ、この舞台を成功させたいという熱い想いをにじませた。
「全員が口上(自己紹介代わりの挨拶)を語るシーンがあって、タッキーがみんなを大事な出演者と考えていることが伝わってきました。怪我が心配だったけど、そんなものはものともせず、水にザッパーンと入り、水も滴るいい男になってくれるタッキーのサービス精神に感激です」(30代の熱心なファン)
「構成、美術、映像、照明プラン、衣装プラン、配役などなどすべてやらせてもらった(略)やってないのは予算管理だけ」というこの舞台。以前からJr.のプロデュースや映像の制作を行うなど「モノを作り出す」ことに並々ならぬ関心を寄せている滝沢にとっては”プロ演出家”としてのデビュー作となるわけで、気合いが入りまくっているのも当然。しかしながら心配なのは、ケガだけではなく肝心のチケットの売れ行き。
「初日と200回記念の5日、土日祝日、千秋楽周辺はさすがに完売しているものの、残りの平日はチケットが余っているみたいで、コンサート事務局公式サイトの『Jチケット』でも受付されているほか、Jr.情報局の会員にまで頻繁に宣伝メールが届いています。もともとタッキーファンは昔からの熱心な人が多いのが特徴。これまでもひとつの舞台で何公演も入ってくれる根強いファンに支えられてきたわけですが、昨年夏にはソロコンもあり、今年1月には『新春人生革命』(森光子主演)、『新春滝沢革命』(滝沢主演)ふたつの舞台が重なりましたからね。ファンのお財布事情もかなり苦しいものがあるのでは……」(ジャニーズに詳しい週刊誌記者)
屋良朝幸を筆頭に、They武道、A.B.C-Z、MisSnowman、M.A.D.、MADE、B.I.SHADOW、少年邦楽専科など約50名のJr.も共演者として名を連ね、集客アップを図ったものの、1万2,000円のチケット代がそうそう捻出できるわけもなく、現在は「当日お渡し限定 直前チケット」なるものの受付もスタート。登録しておけば、席が余った場合に電話で連絡が来て、会場で直接チケットをもらえる、という仕組みなのだが、注意書きのなかには「チケットのお渡しは、開演直前となる場合があります」「会場までの所要時間を考慮して、ご連絡を差し上げます。ご安心ください」との言葉もあり、当日、公演の数時間前に連絡が来る可能性もあるってこと!? なんともドタバタ感の漂う募集方法だが、それだけ空席を作りたくないという苦肉の策なのだろう。
それにしても、他のジャニーズタレントならともかく、今後将来を背負っていくであろう滝沢がこんな状況で果たして大丈夫なのだろうか。かねてから、インタビューなどで語っていた「滝沢演舞城をライフワークにしたい」という決意は揺るぎないようなのだが……。
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こっちで復習しとかなきゃね♪
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