悩める女たちのバイブル『大人の女の名セリフ』はこう活用しろ!
みなさーん、つぶやいてますか? 最近ツイッターを始めたのだけど、どんなにつぶやいてもスルーされることがほとんど。たまには「なんて素敵なツイートなの!?」といろんな人に引用されまくってみたい! ということで、参考にするために『大人の女の名セリフ』(講談社)を読んだ。この本は、雑誌「Grazia」(同)に掲載された女優のインタビューとその中からセレクトした「名セリフ」を収録している。大竹しのぶ、岸恵子、桃井かおり……男や仕事で数々の修羅場をくぐり抜け、酸いも甘いも噛み分けた女優の一言は本当にカッコよくて実用的。さっそくこの名言、お騒がせの有名人に届けたい!
【眞鍋かをりに届けたい】
何かと比べない。自然体でいること。
お金では買えないもの。それは、想像力と工夫です(江波杏子)
この言葉は、「安月給でコキ使われた」と元事務所を訴えたところ返り討ちに遭い、月給420万円だとバラされた人へかけてあげる慰めの言葉だね。江波サンは、30代に仕事と男で大失敗して苦しんだそう。でも「苦しんだ人というのは、あとで絶対に幸せになれるんです」と断言している。だからあなたもきっと幸せになれる。給料なんかどうでもいいじゃない。悪徳事務所での経験、プライスレス。
【赤坂晃に届けたい】
あの時期があったから、今がある。
それは、後でわかること(大楠道代)
あの時、あなたは輝いていたね。素肌にGジャン、ローラースケート。まだ汚れを知らない少年だった(と思う)。それが、今はおクスリで懲役1年6カ月の実刑判決。変わらぬ愛の差し入れとともに、この言葉を贈ります。大楠サンは若いころ恋愛がらみで社会的に抹殺されかねないほどのバッシングを受けたそう。あなたも後で「臭い飯を食ったから、今がある」と笑って言えるようになるさ、がんばれ!
【小阪由佳に届けたい】
自分を愛すれば、女の人は可愛くなれる(大竹しのぶ)
どうにも他人のものとは思えない驚愕の三段腹グラビア。今やどのグラドルよりもキュートに見えるあの子のブログのコメント欄にこの名セリフを。たるみまくった肉体もすっぴんブサ顔も、自分を愛しているからこそ可愛い。確実に同性ファンは増えたはず。親の七光りで輝いている大竹サンのお嬢さんも、もうちょっと自力で輝けるように彼女の心意気をぜひ見習うべき。
【沢尻エリカに届けたい】
自分に都合のいい情報だけだと、
どんどん小さくなる。だから、一歩が踏み出せない(倍賞美津子)
「私生活やプライバシーを許可無く公開しない」など”6か条の御誓文”を出して復帰した彼女とそれを操るヒゲオヤジに、倍賞語録から喝! 都合のいい情報で取り繕ったってダメ。いつも自分に正直に生きてきた倍賞サンを見習って、かつてのように正直な会見をしてほしい。それで叩かれたら叩かせとけ!
【若林正俊に届けたい】
いつもいつも、自分の限界いっぱい振り切っちゃえ、
みたいなところがあるんです。
「ええい、これで辞めちゃってもいいや」って(樋口可南子)
そんな樋口サンのことを、夫の糸井重里サンは「おまえは、永遠のアマチュアだな」と評しているそう。隣の席の投票ボタンを押しちゃって「ええい、辞めちゃえ」と議員を辞めちゃったあの人も、永遠のアマチュアだったのかな。はい、さようなら~。
【島田紳助に届けたい】
カビの生えた手法を持ち出して、
何度も人生やり直して、てごろな人生に整えるみたいな仕事が嫌いです(桃井かおり)
これは「新選組リアン」に「サーターアンダギー」と、カビが生えまくってる商法で荒稼ぎしているあの人に贈る言葉。ついでに「早く消えろ~」という呪いの言葉もモモイ姐さん名義で発送しときます。
さあ、みなさんもさっそく『大人の女の名セリフ』読んで、筆談ホステスならぬツイートホステスをめざしましょう!
(亀井百合子)
亀井百合子(かめい・ゆりこ)
1973年、東京都の隣の県生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーランスライターに。ファッション誌やカルチャー誌のライター、アパレルブランドのコピーライターとして活動中。
モノは言い様ってことかなっ
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