実は被害妄想? リンジーが自身を嘲笑したCMに訴訟を起こす
2009年に引き続き、10年もバッドラック・セレブ・ナンバーワンに輝きそうなほど、不運続きの若手女優リンジー・ローハン。彼女がアメリカで話題のテレビCMを見て、自分が笑い者として使われていると激怒し、訴訟を起こした。
問題のコマーシャルは金融会社米「イー・トレード」のもの。赤ん坊の口の動きに大人の会話をアフレコした人気CMなのだが、最新バージョンに「ミルク中毒のリンジー」というセリフが飛び交い、これにリンジーが深く傷ついたとして、損害賠償金など合わせて1億ドルを要求する訴えを裁判所に起こしたのだという。
コマーシャルは、赤ん坊同士のカップルが登場し、彼氏が彼女に電話できなかったことを「オンラインで株をやっててさ~」と弁解するもの。ふんふん、と聞いていた彼女は最後に、「ミルク中毒のリンジーがあなたの家に行ってたんじゃないのぉ」と尋問モードに入り、「リンジー」と絶句する彼氏に、「ミルクが何ですってぇ!」とゴシップ好きな赤ん坊が割り込んできて終了する。
米「WENN」によると、アルコール中毒、そしてヒラリー・ダフから彼氏を寝取ったと噂された過去があるリンジーは、「コマーシャルに出てくるリンジーは、明らかに私のこと」「私の人生を面白おかしくパロディにしている」と憤慨。訴訟に踏み切ったとのこと。
リンジーの弁護士は「リンジーとしか出てこないが、名字がなくても、リンジー=リンジー・ローハンだと認知されている」「明らかに彼女の過去を引き合いに出し、パロディにしており悪質」と主張。
一方、米イー・トレードは、「リンジーという名前は一般的なもので、実際にアカウンティング・チームにもリンジーという名前の女性がいる」としており、リンジー・ローハンを指すものではないと反論している。
米「New York Post」は、コマーシャルを見たリンジーは号泣しながら母親に電話をし、「マミー、助けて! これってしちゃいけないことよね? なんで、こんな酷いことするの」と語ったとのこと。コマーシャルは、高視聴率で知られるスーパーボウル生放送でお披露されたこともあり、彼女が楽しみにしていたスポーツ観戦が、地獄に落とされた気分になったとのことだ。
「エマニュエル・ウンガロ」のアーティスティック・アドバイザーに就任したものの、酷評されて、わずか1シーズンで解任されるなど、やることなすこと裏目に出てしまっているリンジー。「今回の訴訟は被害妄想的なのでは?」というメディアも出ており、彼女の不安定な精神状態を心配する声も上がっている。
家庭教師のトライのCMも、「面白いでしょ」って押し付けてくるよね
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