「ワイセツ極まりない」!? パメラ・アンダーソンのCMがまたも放送禁止に
男性誌「プレイボーイ」の表紙を最も多く飾ったことで知られる、元プレイメイトで女優のパメラ・アンダーソン。豪インターネット会社のテレビコーマシャルで、セクシーな上司を熱演したのだが、あまりにもエロくて「ワイセツ極まりない」と放送禁止処分になってしまった。
問題になったのは、オーストラリアのインターネット・ドメインを扱う「Crazy Domains」のテレビ向けコーマーシャル。豊満な胸を強調するスーツを着たパメラ演じるバリキャリ女上司が、コーヒーを入れてくれた爆乳部下に「生クリームは、いかがしましょう?」と聞かれるのを見て、会議中にも関わらず冴えないオタク男性社員の妄想スイッチがいきなりオン。妄想の中で、パメラと爆乳部下が肌に近い金色のビキニ姿になり、大量の生クリームを浴びながらお互いの胸を擦り付ける。パメラに呼ばれ妄想からさめた男性社員は、「Crazy Domains.comがよいと思う」と提案し、何とかその場を乗り切るというもの。
この妄想が、あまりにも挑発的でエロ過ぎ、まるでポルノのようだと非難され、オーストラリア広告標準局に苦情が殺到。同局は、「面白おかしくするため、大げさに描写したのだろうが、どう見てもやり過ぎ。明らかに一線を越えている」と判断し、このコマーシャルを即放送禁止処分にしたとのことだ。
これに対して「Crazy Domains」は「女性解放を訴える男女同権主義者たちが、ブログで騒ぎ立て、論争を引き起こしたのが原因」だとし、処分取り消しを強く求めている。
ここ数年、欧米の広告業界では性に開放的なセレブを起用した「セクシー・コマーシャル」を制作する傾向が強まっており、歌手のカイリー・ミノーグが黒の下着姿でロデオにまたがり「騎乗体を連想させる」英下着メーカーのコーマーシャルや、女優のエヴァ・メンデスのカルバン・クラインの香水コマーシャルが「乳首がもろポロリ」という理由で放送禁止処分となっている。また、先日もパリス・ヒルトンのブラジルのビール・コマーシャルが放送停止となり話題を呼んだ。
42歳のパメラは昨年9月にも、出演した動物の権利保護団体PETAのコマーシャルで露出が多めの空港警察官に扮し、男性のズボンを強引に脱がせたり、素っ裸のカップルが登場したことから、「性的過ぎる」「セクシーすぎる」とアメリカで放送禁止になったばかりだった。
なお、「Crazy Domains」のサイトには、問題となったコマーシャルの第二弾「Pure Crem」が準備中と掲載されており、今後はインターネットでさらにパワーアップした広告動画が楽しめそうだと、世界中の男性から熱い期待を集めている。
こちらはオジョー品なCMです
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