コラム
今井舞の「週刊ヒトコト斬り」
米倉涼子の『交渉人』の宣伝に駆り出された大物外タレ
2010/03/05 17:00
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎製作費用は桁違い
「日曜劇場・米倉涼子主演”交渉人THE MOVIE”公開スペシャル『交渉人』(1998年アメリカ)」には笑わせてもらった。タイトルが同じというただそれだけの理由で宣伝に使うとは。サミュエル・L・ジャクソンに訴えられるぞ。
◎確信犯
五輪閉会式、出演していた歌手を「アグリル・ラビーン」と字幕で紹介。キム・ヨナのショートプログラムの曲「007」を「ゼロゼロセブン」と読み上げる。「アヴリル・ラヴィーン」に「ダブルオーセブン」だろが! ホントNHKって……。
◎チリのパブリックイメージ
チリ大地震。チリといって思い出すのは、あの青森の公社の巨額横領事件で話題になったアニータさんである。彼女の建てた件の豪邸は、地震でどうなったのか気になるところだ。全く無事ならそれはそれで白けるし、全壊しててもまた虚しい。どっちにしてもホント、あれは虚しい話だったよなあ。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。
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最終更新:2019/05/22 19:51