エイベックスの株売却で、いよいよ解散に追い込まれた東方神起
2月17日に発売したベストアルバム『BEST SELECTION 2010』が発売1週間で41万3,000枚を売り上げ、海外グループの初動記録を塗り替えた東方神起。所属事務所「SMエンターテイメント」(以下SM)と、一部メンバーとの契約問題からグループとしての活動の行方が懸念されていたが、ここに来て新たな動きが出てきた。
2月25日に「Yahoo! KOREA」は、日本で東方神起のマネージメントをしてきたエイベックスが、24日にSMの株式全てを韓国国内の企業に売り渡した、と報じた。
エイベックスは、SM会長のイ・スマン氏に次ぐ同社の株主であり、東方神起やBoAらの日本でのマネージメントを務めてきた。昨年夏に表面化した、SMと3人のメンバー(ジェジュン、ジュンス、ユチョン)の対立後も、エイベックスの松浦社長が仲介し、韓国では実質活動休止中となっている東方神起の活動をサポートしてきた。
ところが、エイベックスは保有する株式16.91%の全てを、韓国国内インターネット企業であるネオウィズバグスと、SMのイ・スマン会長に譲渡。両社の持分関係は消滅し、エイベックスがSMとの業務提携を終了するのではないかと見られている。
これについてSMの関係者は「財務的な意味合いでの株式譲渡だ。既存の事業提携及びパートナーシップ関係に変わりはない」と否定した。
しかし、音楽雑誌編集者は事態を深刻に見ている。
「SMを離れたジェジュン、ユチョン、ジュンスは現在、エイベックスに身を寄せている格好になっています。これでエイベックスがSMと業務提携を終わるとなると、日本で3人を別グループとして売り出すことも可能。となると、いよいよ東方神起は解散するのではないかと噂されています。そもそも今回のベストアルバムも、業界内では解散前の”最後の打ち上げ花火”と揶揄されていましたから」
ベストアルバムが記憶を塗り替えた途端に、皮肉にも解散への道筋が浮き彫りになった東方神起。ファンは5人での活動を楽しみにしているが、それは夢となってしまうのだろうか。
ジャニーズ最大のライバルだったのに……
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