別冊の気合もむなしい!? 東方神起の緊張感が伝わる「ViVi」4月号
今号の「ViVi」のカバーガール、誰かお分かりになります? ヒントは、元韓国アイドルでEXILEと仲良し、そして先月の「GINGER」で表紙になっていた人! そう、ICONIQさんです。唯一のチャームポイントである坊主頭が、スカーフターバン巻きで隠されちゃったので、思いのほか難問になっちゃったから正解者は少ないかも? そんなICONIQさんが初登場の「ViVi」、今月の内容はこちらです。
<トピックス>
◎完全保存版! 東方神起のすべて
◎メイクのキモ スパルタ塾!!
◎春のニュース100連発!!
■東方神起の内部決裂の影響が誌面でも隠せないほどに
先月号の「JJ」が東方神起パワーのおかげで重版がかかったことを知ってか知らずか、「ViVi」では別冊付録で全19ページの「東方神起のすべて」を作成しています。各メンバーを見開きで撮りおろしたグラビアと、メンバー全員によるインタビュー、心理クイズや私服チェックなどの企画がテンコ盛り。「JJ」誌面では、解散・不仲報道直後のタイミングもあり、不自然な集合カットに合成写真疑惑も噴出しました。しかし、こちらはそんな様子もなく一安心。しかし、そんな思いも束の間、メンバーのプロフィールに添えられた言葉が、不穏なムードを運んでいます。
・チャンミン
最近の悩み:少し短気
・ジェジュン
最近の悩み:冷静でいたい
・ユチョン
最近の悩み:何もしていないのに寝付けない
やってみたいこと:最近楽しいことがないので、楽しいこと
アイドル的には「最近の悩み:バレンタインのチョコを食べ過ぎてちょっと太ったことかな♪」というのが妥当なのに、揃いも揃って意味深な回答。否が応にも、グループがうまくいってないことが感じられます。さらに、ユチョンは撮影前日は2時間しか眠れなかったとのこと。ユチョンが尋常でないほど落ち込んでいるのが、誌面の至るところから感じられるので、心配になってしまうファンの方は、文字は追わずに写真だけ楽しむことが懸命かと思います。思わぬダークサイドを見てしまいます……。
■しつこいけど、”MG”押し! で、結局モードって何?
1月号でパワープッシュされていた、「モードガール」というファッションスタイル。ここ数号は引っ込んでいたのですが、「プレスもセレブもスタイリストも!おしゃれな人はみんなMG<モードガール>!」と今号で再プッシュ! モードガールというからには、「SPUR」(集英社)「GINZA」(マガジンハウス)のような一流メゾンのキメキメなスタイルを好む女子かと思いきや、その定義は曖昧。いわく、ピタピタで体のラインが出るアイテムを着用、色は黒がメイン、たまに花柄というのが、モードガールらしいっす。写真を見る限り、モードというよりボディコンなのに、意地でも「MG」と言い張る強気さは、さすが自意識の巣窟「ViVi」ですね!
■「ViVi」読者のセックス観より男子の方が……
続いて、読み物特集「ViVi的セックス大リサーチ2010」に注目。「with」(講談社)読者のようなかまととぶった女子とは違う、アケスケな話を期待してページをめくっていくと、まずは恒例の初体験年齢から始まるデータ。毎回ちゃんと避妊していのは65.5%、さらに彼以外の男とのセックス経験は44.5%と、この数字に性の乱れを感じるのは、昭和世代だけでしょうか。
さらに「セックスの疑問を男子に直撃!」では「Q:なんでオトコはAVのマネをしたがるのか!? A:マネするのは完全に興味本位なだけ!」「Q:なんでそんなに○○○されたがるの!? A:○○○には挿入を上回る気持ちよさがある。だからできる限りしてほしい!」などなど、質問した女子がバカだったと思わざるを得ない、とにかく煩悩丸出しの男性陣の回答のオンパレード。しかも「痛い」「疲れた」「早い」と言われるのが一番キツイと、言いたい放題もいいところです。近頃の男子は、セックスを甘くみすぎている! そんな行き場のない憤りを感じながら、本を閉じました。
閉じてから気づきました、あれ、ICONIQどこに登場してたっけなぁ……。マキアージュのタイアップが4ページありましたが、モデルは長谷川潤でしたし。う~ん摩訶不思議。どこに彼女が出ているのか探してみるのも一興かもしれませんよ♪
(二宮まい)
『新ウォーリーをさがせ! (新ウォーリーのえほん) (大型本)』
ほんと見つからないのね
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