“アイプチ”経年利用で二重になる人ならない人、まぶたの違いは何!?
現代の女性にとって、「一重まぶた」は結構ツライ。メディアに登場する女優やモデルはだいたい二重だし、一般社会で美人と持て囃される女性も二重が多い……と、なんだか”一重=残念”といわんばかりの風潮だ。「平安時代に生まれていれば……」と嘆き、二重に憧れている一重女性は、さぞかし多いことだろう。
そんなハンディな一重まぶたを一時的に二重にしてくれるのが、「アイプチ」や「アイテープ」などの二重まぶた形成化粧品。これを使えば憧れのパッチリ二重になれる上、「アイプチを使い続けているうちに、二重が定着した」と”脱・一重”を実現した女性も多い。中には定着させたいがために、「アイプチで二重にしたまま寝ていた」なんて人もいるほど。
しかし、一方ではどんなに長期間アイプチを使い続けても、二重が定着しない人もいる。事実、筆者も昼夜問わずアイプチを使い、目が半開きの状態で睡眠を取る日々を重ねたものの、まぶたが荒れただけで終わった……という悲しい思い出がある。アイプチで二重が定着する人としない人では、まぶたにどんな違いがあるのだろう? 美容整形外科「ノエル銀座クリニック」の保志名勝院長に伺ってみた。
「”二重=皺のようなもの”と勘違いされている方も多いのですが、そもそも二重とは、まぶたの中にある筋肉の枝のような組織によって作られています。その組織は、アイプチを何年も使い続けたところで、生まれてくるものではありません。アイプチで二重が定着した方は、もともとその組織がまぶたの中にあったということ。よく『子どものときは一重だったけど、成長したら二重になった』という方がいらっしゃいますが、それも同様です」(保志名勝院長)
なるほど。つまり、二重の組織がない人がいくらアイプチで頑張ってもムダ、ということか……。そんな厳しい現実があるとは知らず、若かりし頃の筆者のように、アイプチを使い続けてまぶたが荒れちゃっている女性も多いはず。そこで、”荒れたまぶたの対処法”についても聞いてみた。
「アイプチの使用を即座に中止して、病院で『ネオメドロール眼軟膏』など目に入っても大丈夫な軟膏を処方してもらいましょう。乾燥が気になるときは保湿クリームをつけると良いですが、まぶたは皮膚が薄いので、刺激の少ないものを選ぶようにしてください」(同)
一重の人も、二重の人も、まぶたのケアを行うときは眼球に刺激を与えないように要注意!
(アボンヌ安田)
・保志名勝(ほしな・まさる)
「ノエル銀座クリニック」院長。美容整形の草分け的存在である十仁病院の副院長を経て、この道27年以上の”美容外科界のカリスマドクター”。 「日本美容外科学会理事」「日本美容外科医師会理事」「日本美容外科学会専門医」の3つを併せ持つ、日本唯一の美容外科医でもある。
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