歴史好きが集まる合コン「レキコン!」がブーム!? いざ、体験!
2009年のNHK大河ドラマ『天地人』や、アニメ『戦国BASARA』のヒットなどで、空前の歴史ブームが到来。今年も大河ドラマ『龍馬伝』が話題を呼び、坂本龍馬にまつわる名所が賑わい、関連書籍が多数発売されるなど、このブームはまだまだ続きそうな予感だ。また、”歴女”たる戦国武将や幕末好きの乙女の存在が一般的に認知されはじめ、”歴史好きの女子は少ない”という定説が覆されつつある。
そんな中、戦国ゆるキャラ「ミニブシくん」グッズや、歴史情報を取り扱う「歴史コンサルティング(株)」が、「レキコン!」たる、歴史好きの男女限定の合コンを開催しているのをご存じだろうか? 「レキコン!」はこれまでに3回開催されており、いずれも大好評なのだそう。男:女=8:8で行われる、やや大きめの合コンだ。歴史の知識の浅い筆者だが、実際に参加してみた。
まずは参加者全員で、歴史好きになった経緯や好きな歴史上の人物について語りつつ、自己紹介。年齢は男女ともに20~30代が多く、男性陣は仕事帰りのスーツ姿、女性は小奇麗なお嬢さん揃いで、いわゆるオタクっぽさとは無縁の雰囲気だ。そして、”歴史”の好みは、石田三成や織田信長、明智光秀など、戦国時代の武将ファンが多い一方、九州のニッチな大名について熱く語る歴史猛者がいるなど、ひとくちに歴史といってもツボは様々なようだ。
そしてお待ちかねのトークタイム。男性陣が5分間隔で席を移動しつつ、各テーブルの女性たちとディープなトークを展開する。小さい頃から観ている大河ドラマや時代劇の話や、好きな歴史上の偉人の魅力、戦国武将の行動から読み取れる彼らの心理についてなど、みんな濃ゆ~い話題で和気あいあいと盛り上がる。「歴史には興味あるけど、そこまで詳しくないしな……」という筆者には、着物のスタッフが「その武将って○○ですよね~」と、会話を繋ぐフォローが入り心強かった。
トークの合間には、「伊達政宗はどちらの目に眼帯をしていた?」といったクイズから、もっとディープな歴史クイズ大会が開催され、優勝者は、直江兼続の「愛」カブトのレプリカをかぶる権利をゲット。優勝者はノリノリでカブトをかぶり、場をフィーバーさせた。最後は、気になる相手に連絡先を伝えるための”友達カード”を各自が記入。それをスタッフが、帰りに配られるお土産袋の中に忍ばせるという寸法だ。
「レキコン!」では、これまでに2組のカップルが誕生しているそう。婚活目的で参加するもよし、異性・同姓の友だちを作りに行くもよし、アットホームな雰囲気でマッタリ楽しめるので、興味にある方は参加してみては?
(小石川光希)
※「レキコン! vol.4」は2月8日開催
詳細・申し込み方法はコチラ
『騎士とお城 (insidersビジュアル博物館) (ハードカバー)』
西洋の歴史好きでもいいですか?
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